金沢を歩くコツは百万石通り

金沢の観光エリアを一回り

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金沢の街を歩いて回る #2

人口46万人の金沢市は、東京や大阪などの大都会に比べると遥かに小さい街です。このことから市内の観光名所から観光名所へは徒歩10分ほどで移動できます。

もちろんバスを利用すると楽なのですが、東京や大阪のように次から次へと入線するのは、金沢駅武蔵ヶ辻・近江町市場香林坊の区間だけで、それ以外の区間は、だいたい10分~15分に1本です。

このことから、バスの待ち時間を考慮すると歩いた方が早いかもという区間が結構あります。

金沢の街を歩いて移動する時に、覚えておくと便利なのが百万石通りです。金沢の中心街をグルリと一回りしている道路で、1周が約4.3kmです。有名な皇居のジョギングコースが1周=5kmですから、金沢では皇居ほどの小さいエリアに観光名所が集まっていることになります。

21世紀美術館は百万石通りの広坂交差点に

まずは金沢駅から百万石通りへ

金沢を訪れる方にとって分かりにくいのは、金沢駅が市の中心部から外れていることでしょう。

明治初期の時点で東京、大阪、京都、名古屋に次ぐ全国5位の大都会であった金沢では、北陸線が敷設される頃には既に市の中心部に土地がなかったことから、中心街から離れた場所に駅が造られました。

金沢駅から市内観光を始める際には、まずはバスや徒歩で百万石通りまで出てください。

金沢の中心・香林坊交差点

百万石通りの主要な交差点は、武蔵交差点、香林坊交差点、広坂交差点、兼六園下交差点、橋場交差点の5つです。この中で金沢駅に最も近いのが武蔵交差点で、金沢駅の鼓門から金沢駅通りを徒歩10分少々です。

このページでは、武蔵交差点を起点に、百万石通りをグルリと一回りしてみましょう。


百万石通りの5つの主要交差点

交差点(最寄りの観光名所)
武蔵交差点近江町市場
香林坊交差点長町武家屋敷跡
広坂交差点兼六園金沢21世紀美術館
兼六園下交差点兼六園金沢城公園
橋場交差点ひがし茶屋街主計町茶屋街

<百万石通りと観光名所との位置関係>




武蔵交差点は金沢の交通の要所

近江町市場が面する武蔵交差点は、金沢でも一、二を争う交通の要所です。藩政期には北前船で栄えた宮腰(現在の金石)で水揚げされた魚が一直線に伸びる金石街道で市場に運ばれました。

どの街でもそうだと思いますが、市民の台所と呼ばれる市場には人と物が集まりますので、必然的に交通の要所となるのでしょう。

武蔵交差点は、金沢駅東口から金沢駅通りで一直線です。そして、武蔵交差点から百万石通りに入り、ひがし茶屋街・主計町茶屋街の最寄りの橋場交差点方面と、尾山神社・長町武家屋敷跡に近い香林坊交差点方面に枝分かれします。

武蔵交差点。黒っぽい建物が近江町市場です

武蔵交差点から香林坊交差点までの区間は、金沢で一番の幹線道路です。中間に位置する南町は北陸を代表するビジネス街ですが、近年は、金沢駅西口への企業移転によって空いたオフィスビルを、そのままホテルに業態変更する例が見られます。

オフィスビルが並ぶ道を歩いていると、突然といった感じで前田利家公を祀った尾山神社が現れます。また、尾山神社と反対方向に5分ほども下ると、長町武家屋敷跡への入口にあたる長町六の橋に出ます。

尾山神社の周辺には工芸品店が多くあります

尾山神社を過ぎると、街並みがビジネス街から繁華街へと変わっていきます。前方に見えるのが、金沢を代表する繁華街の香林坊(こうりんぼう)です。

香林坊に近づくにつれて街並みがお洒落に

香林坊交差点が金沢の中心

香林坊交差点は、武蔵交差点と並ぶ交通の要所です。時代を感じる香林坊地蔵尊や町名の標柱、香林坊橋の橋げたが残る一方で、個性的なデザインのオブジェが街並みのアクセサリーとなっています。

古いものと新しいものが調和しているようでアンバランス、釣り合いが取れていないようで面白い。21世紀の金沢を象徴するような交差点です。

香林坊交差点。写真の方向が兼六園・21美

香林坊交差点と広坂交差点を結ぶ旧広坂通りは、森の都・金沢の中心にあたる緑が豊かな通りです。

歩道沿いにケヤキ並木が、中央分離帯に桜並木が続き、旧制金沢四高の赤レンガ校舎と、旧石川県庁を改装した「しいのき迎賓館」の間にはアメリカ楓通りと名付けられた綺麗な並木道が金沢城公園へと延びています。

旧県庁の向かい側には金沢市役所があり、市役所脇の路地を入ると金沢21世紀美術館(通称:21美)です。

21美と金沢城を結ぶアメリカ楓通り

広坂を上ると緑のオアシスが

広坂交差点は、金沢の主要な観光名所である兼六園の真弓坂口と金沢21世紀美術館が面する交差点です。兼六園と21美は交差点の対角線上に位置しています。

広坂交差点。右の坂道が広坂。中央が兼六園

百万石通りは、広坂交差点を直進して広坂に入ります。広坂交差点から兼六園下交差点までは生活道路というよりも、快適なお散歩コースといった感じです。

広坂を上り切ると本多の森と呼ばれる緑のオアシスが広がっています。本多の森は、石川県立美術館いしかわ赤レンガミュージアム、石川県立能楽堂、本多の森ホールが集まる文化エリアです。2020年10月には国立工芸館もオープンします。

広坂~兼六園下は快適なお散歩コースです

広坂からは兼六園の敷地に沿って左に曲がり兼六坂へと向かいます。金沢の地名の由来となった金城霊沢、金沢の受験生の神様・金沢神社、前田家の奥方御殿の成巽閣いしかわ生活工芸ミュージアムなどに立ち寄られるのもいいでしょう。

そして、兼六坂を下り切ったところが兼六園下交差点です。

兼六園下交差点から橋場交差点方向の風景



兼六園から21世紀の観光エリアへ

兼六園下交差点から橋場交差点への道は、金沢観光のツートップである兼六園とひがし茶屋街を結ぶ道です。2つの交差点は徒歩10分ほどの距離で、バスに乗ると、兼六園下の次の停留所が橋場町(はしばちょう)です。

途中には、長生殿が日本三名菓に挙げられる和菓子の森八本店、350年受け継がれてきた大樋焼の窯元、金沢の名士が宴を催してきた料亭・金城楼など、金沢の老舗が点在しています。

大樋美術館のギャラリーは隈研吾氏の設計

橋場交差点は、ひがし茶屋街と主計町茶屋街を擁する観光エリアで、すぐ近くには、泉鏡花記念館金沢蓄音器館金沢文芸館といったミュージアムがあります。

戦後の金沢は、香林坊を中心に発展してきた裏側で、このあたりは20年ほど前まで時代の流れに乗り遅れていたエリアでした。そのことから旧い建物が多く残っています。なお、橋場交差点は石川県の道路元標となっています。

橋場交差点。右手が武蔵、左手が兼六園下

橋場交差点から近江町市場のある武蔵交差点へは、隣町に行くような感覚で気軽に歩くことができます。途中の尾張町は金沢市の指定保存建造物が最も多いエリアですので、建築にご興味のある方はぜひ歩いてみてください。

はじめて金沢を訪れる方は、百万石通りを頭に入れておくと移動のバリエーションが広がります。どうぞ参考にしてください。

尾張町には古い建物が残っています


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