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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。
今日は、兼六園とともに金沢観光のツートップのひとつとなったひがし茶屋街の話題を。 2018年9月12日現在で、ひがし茶屋街に2カ所あった喫煙所がなくなりました。以前は、浅野川沿いの東山河岸緑地と、三番丁への入口に位置する菅原神社に灰皿が置かれていたのですが、現在は2カ所とも撤去されています。 浅野川沿いの喫煙所については、タバコを吸わない人に煙がかかりそうな場所だったので理解できるのですが、菅原神社については受動喫煙の心配がなさそうな場所でした。 東山河岸緑地 タバコぐらい吸わせてもらえませんか 私自身が ...
テレビ番組のロケ地#12 2018年8月22日にフジテレビで放送された、『林修のニッポンドリル ~美食家林先生も通う食の金沢SP』は面白かったですね。 私はオンタイムではなくユーチューブで見ました。最初は番組の中のひとつのコーナーとして放送されたのかなと思っていたのですが、ほぼ全編にわたって金沢特集でした。 番組のオープニングでは、林さんと番組出演者が、地元の人間が気恥ずかしくなるほど金沢を褒めてくれていました。 まず、林さんは、以前は年に6~7回ほど金沢で仕事が入るように調整していたそうです。麒麟の川島 ...
2018年8月9日付の北國新聞に、2017年10月から片町きらら広場に設置されている「思い出ピアノ」が撤去されるという記事が掲載されていました。 これは金沢市議会の文教消防委員会で報告されたもので、劣化したピアノ線が切れて周囲に危害が及ぶ恐れがあると判断し、撤去することとなりました。 ピアノ線の劣化が見つかったのは、思い出ピアノの損壊事件がキッカケでした。7月31日に片町きららの管理会社の社員がピアノのふたが壊れているのを見つけ、翌8月1日に器物損壊の疑いで男子学生(19)が逮捕されるという事件が起きまし ...
2018年8月8日付の北國新聞に、大正ロマンを代表する金沢ゆかりの画家・竹久夢二の作品や遺品が、金沢湯涌夢二館に寄託されたという記事が掲載されていました。 夢二とともに湯涌温泉に滞在した次男の不二彦氏のご遺族が、金沢湯涌夢二館に管理や展示を任せたいと申し出たものです。寄託された「竹久家コレクション」は、夢二と不二彦氏の作品や遺品、夢二に関する出版物などで構成されています。 散逸を避けるため、不二彦氏が死去した1994年(平成6年)以降は秘蔵されていましたが、ご遺族が高齢となり、金沢湯涌夢二館の太田昌子館長 ...
2018年7月23日付の北國新聞の1面トップは、石浦神社の境内にビアガーデンが設けられたことに対して、賛否両論が沸き起こっているというものでした。 記事によると、兼六園の真弓坂口とはお隣さん、金沢21世紀美術館とはお向かいさんに位置する石浦神社で、7月22日までにビアガーデンが設けられました。兼六園と21美に隣接していることから、週末は100人を超える観光客がビールを楽しみに足を運んでいます。 北陸新幹線の開業で石浦神社の周辺は観光客が増えたのですが、境内に立ち寄る人は少なく、宮司さんが「参拝がてら一息つ ...
2018年7月23日付の北國新聞に、赤レンガミュージアムの通称で知られる石川県立歴史博物館で、2019年度から展示作品の撮影が解禁されるという記事が掲載されていました。 県立歴史博物館では、2019年4月から「石川の歴史と文化」をテーマにした常設展示室で資料の撮影を許可します。これまでは撮影には申請が必要でしたが、案内映像や複製品、個人を特定できる史料などを除き、土器や甲冑、小文書などの大半を解禁する予定です。 歴史ファンの要望や小中学校の課外学習の撮影などに応じるためで、個人での使用に限り撮影を認め、イ ...
2018年7月11日付の北國新聞1面に、「金沢 富山3駅の2倍」との見出しで、北陸新幹線の開業3年目の乗降客数が掲載されていました。 これは、JR西日本金沢支社が、管内の新幹線停車駅の年間乗降客数をまとめたもので、金沢駅は前年度比1.0%増の1日平均22,895人となりました。富山県内で新幹線が停車する富山、新高岡、黒部宇奈月温泉の3駅を合わせた11,067人の2倍以上の数字でした。 記事によると、金沢駅は2015、16年度に続いて富山駅の約3倍の水準を維持しており、新幹線開業から丸3年が経過し、乗降客数 ...
2018年6月1日付の北國新聞に、18歳の女性が、にし茶屋街からのお座敷デビューを目指しているという記事が掲載されていました。 芸妓の修行に励んでいるのは、富山県の泊高校を3月に卒業した18歳の吉田すずさんです。にし茶屋街の「浅の家」からお披露目の予定で、現在、デビューに向けて修業に励んでいます。 芸妓名は「つる」に決まり、9月の金沢おどりでは、総おどり「金沢風雅(ふうが)」とお座敷太鼓に出演の予定です。デビュー目前の「つる」さんは北國新聞の取材に対し、「芸で皆さんに楽しんでいただける芸妓さんになれるよう ...
少し古い話題になりますが、2018年5月8日付の北國新聞に、今年のゴールデンウイーク期間中における、金沢の人出に関する記事が掲載されていました。 まず、金沢21世紀美術館(通称:21美)には、過去最多の13万9,908人が訪れました。1日あたりの入館者数でも、5月4日に2万5,773人が入館し、2004年の開館以来の最多を更新しました。また、5日の2万1,430人が歴代8位、3日の2万1,280人が歴代10位でした。 入館者数が増えた要因について21美では、北陸新幹線の開業効果の定着に加え、「インスタ映え ...
2018年5月5日付の北國新聞に、金沢職人大学校で、今年度から茶庭の造園指導に力を入れるという記事が掲載されていました。 記事によると、造園の工夫だけではなく、お茶を嗜む作法を学ぶ授業も設け、最終的に各自で茶庭を仕上げるとのことで、若手に技術と茶の心を伝え、加賀藩から息づく茶の湯文化を継承していくと紹介されていました。 金沢職人大学校によると、西田家庭園玉泉園や成巽閣飛鶴庭など、金沢には由緒ある茶庭が多く残っています。 造園科では、3年間、雪づりや石組みなどの技術に関する座学や実技に取り組んでいますが、茶 ...
2018年4月16日付の北國新聞に、金沢市が復元した西外惣構の防御施設「枡形」の完成式典が行われたという記事が掲載されていました。完成式典では、金沢市の関係者約30人が1600年代初頭の都市構造を伝える土居や堀、石垣の完成を祝いました。 西外惣構(にしそとそうがまえ)は、藩政期に初頭に整備された金沢城の外堀のひとつで、お堀沿いには「土居」と呼ばれる土塁が築かれ、城内へと入る道には枡形と呼ばれる防御施設が置かれていたそうです。 漁港と近江町市場を結ぶ金石街道沿いに 今回復元された升形(ますがた)は、金沢で遺 ...
2018年4月12日付の北國新聞に、ひがし茶屋街のお茶屋「八しげ」から新花さん(新人芸妓)のお披露目の記事が掲載されていました。今回お座敷デビューするのは金沢市出身の篠塚美沙さん(27)です。芸妓名は紫乃で、お披露目の日は2018年4月24日(火)です。 紫乃さんは現代美術展や日展で入選を重ねてきたアーティストです。金沢で生まれた紫乃さんは、茨城県潮来市で育ちました。芸術に興味を持ち、金沢学院東高校(現金沢学院高)に進み、洋画を学びました。 金沢学院大では日本画を選考し、日展に初出品で入選を果たすなど才能 ...
テレビ番組のロケ地#11 2018年4月10日の日本テレビ系のお昼の情報番組『ヒルナンデス』で、主計町茶屋街が紹介されましたね。 私はテレビで金沢が紹介されることを知らなかったのですが、自宅に帰ってサイトのアクセス状況を確認すると、主計町関連の記事が第1位のアクセス数を記録していたことで、全国ネットで紹介されたことを知りました。 番組は6分ほどのミニコーナーで、日本テレビの梅澤 廉アナと、テレビ金沢の馬場ももこアナが主計町を巡りました。馬場アナは、全国ネットのバラエティ番組で大好評ですので、石川県以外の方 ...
浅野川沿いの桜には女性的な淑やかさが 2018.4.7掲載 金沢の桜の名所のひとつに浅野川沿いが挙げられます。梅ノ橋から浅野川大橋を挟んで中の橋へと至る川沿いの道には、多くの観光客が訪れます。 地元では、梅ノ橋から中の橋までの川沿いの道で、ひがし茶屋街寄りの沿道を「秋聲のみち」、主計町茶屋街寄りの沿道を「鏡花のみち」と名付けています。 そして、梅ノ橋から浅野川大橋にかけての「秋聲のみち」と、浅野川大橋から中の橋にかけての「鏡花のみち」が、観光で訪れる方のお花見ルートです。 中の橋から臨む「鏡花のみち」 関 ...
2018.4.6掲載 今年の金沢のお花見シーズンは、あっという間に訪れて、強風と雨であっけなく終わろうとしています。 先週の木曜日(3/29)の開花宣言の日には、地元のテレビニュースで「1週間ほどで満開となる見通しです」と報じられていましたので、本来ならば、今週末の7日と8日が見頃となるはずだったのに残念です。 当サイトの昨年の記事を見返してみると、4月10日に「兼六園の桜が満開」という記事を掲載していますので、1週間ほど早く桜の季節が終ってしまいました。 このページでは、犀川沿いから香林坊を経由して金沢 ...
2018.4.6掲載 観光客の方にとって、この日に金沢を訪れたことがラッキーだと思えるのは、兼六園と金沢城のライトアップの日でしょう。 兼六園では、以前から桜が見頃を迎える1週間を無料開放しています。そして、終日無料開放の金沢城公園と合わせてライトアップが行なわれます。 どの1週間を無料にするかは、その年の開花日に合わせるため直前にならないと決定されません。2018年は開花が早かったことから、例年よりも1週間早いタイミングで無料開放となりました。 今年の無料開放期間は3月31日(土)~4月8日(日)です。 ...
2018.4.5掲載 全国各地で例年よりも桜の満開が早いことが話題になっていますね。 3月29日(木)の午前中に桜の開花宣言があった金沢では、20度を超える暖かい日が続いたことから、4月3日(火)には満開になりました。そして、この原稿を書いている4月5日の時点では散り始めています。 少しタイミングが遅くなりましたが、今年の金沢のお花見を何回かに分けてお伝えいたします。 金沢の桜の名所と言えば兼六園と金沢城です。特に兼六園と金沢城の境界となっている百間堀(ひゃっけんぼり)と、百間堀の上を並行して走る蓮池門( ...
2018年4月1日付の北國新聞に「金沢三文豪×文豪とアルケミスト」スタンプラリーの最終日の記事が掲載されていました。記事によると、会場となった徳田秋聲記念館、泉鏡花記念館、室生犀星記念館の最終日の来館者数は、多いところで例年同期の3倍となったそうです。 3月3日から始まったスタンプラリーは、金沢市などが主催し、三文豪の記念館を順に巡って3つのスタンプを集めると、限定のポストカードなどがもらえるイベントでした。 各館の3月25日(日)までの入館者数は、徳田秋聲記念館の伸びが最高で前年同期の4.7倍の3,45 ...
2018.3.29掲載 今年の冬の金沢は何年かに一度の大雪に見舞われ、金沢では珍しく氷点下の日が何日も続きました。 街中が銀世界で覆われていた頃は、桜の開花が例年よりも遅くなるのではないかと思われていましたが、3月に入ってから暖かい日が続いたことから、太平洋側と同じく例年よりも早い開花になりました。 本日、3月29日の午前中に金沢で開花宣言が出ました。平年に比べて6日早い開花です。このページでは、2017年の桜の写真とともに、金沢のお花見スポットをご紹介しましょう。 毎年、桜の季節になると金沢人たちは兼六 ...
2018年3月25日付の北國新聞に、にし茶屋街で、2018年4月1日に高級チョコレート店がオープンするという記事が掲載されていました。 店舗の名前は「カフェ プレスタ」で、英国王室御用達の高級チョコレートブランドだそうです。記事には、エリザベス女王らも好んでいるというトリュフチョコレートが並ぶと記されていました。 「プレスタ」は、世界で初めてトリュフチョコレートを開発したフランス人のアントワン・デュフールがロンドンで開いたお店で、今年で創業116年を迎えます。金沢店は、東京の日本橋三越店に次ぐ国内2店目と ...