2021.3.26掲載
本日は金沢駅の話題をひとつ。金沢駅のおみやげコーナーとして観光客の方に大人気の「あんと」に、このたび洋菓子のスイーツゾーンが新設されました。少し前から改装工事中でしたが3月19日(金)にオープンしました。
金沢は、京都、松江とともに三大和菓子処のひとつと称されることもあって、これまで「あんと」は老舗和菓子屋さんの和スイーツが集まる売り場という印象でしたが、新設された洋菓子ゾーンが金沢の新たな魅力につながればいいですね。
和菓子が美味しければ洋菓子も美味しいはず!と断言するのは自信過剰すぎるとしても、金沢は和菓子だけではなく洋菓子もお洒落ですよとアピールするのは良いことだと思います。
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和菓子がおいしい街は洋菓子もおいしい…はず
今回オープンした5店舗は以下のとおりです。
スイーツゾーンの新店
①LE MUSĒE DE H frais
(ル ミュゼ ドゥ アッシュ フレ)
石川県七尾市出身の人気パティシエ・辻口博啓さんのお店『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』の姉妹店です。フレとはフランス語で新鮮の意味。イチゴをはじめ能登や北陸の食材を用いた新鮮なスイーツのお店です。
②FILFIL(フィルフィル)
カカオ豆から板チョコまで一貫して自社工房で製造する「ビーントゥバー」製法のクラフトチョコレート専門店です。グルメタウン・片町のフレンチレストラン『フィルドール』がプロデュースしています。
③PiSO(ピソ)
近江町市場から100m少々のロケーションにある、モダンスパニッシュレストラン『レスピラシオン』が 手掛けるチーズケーキ専門店。バルセロナのミシュラン星付き店で修業したシェフがクリエイトします。
④もみの木カフェ
ベルギー⼈のご主人と、フランスで修業を積んだパティシエの日本人奥様によるベルギーワッフル専⾨店です。豊富なフレーバーの手作りワッフルが地元で大人気。本店は金沢のベッドタウン・津幡町に。
⑤je prends ca
(ジュプランサ)
金沢駅から近い笠市町にある洋菓子のセレクトショップ。スイーツ通を自認する方は金沢旅行の最後に抑えておきたいスポットかもしれません。トレーが用意されているのがセレクトショップらしいですね。
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和菓子屋さんに比べてフレンドリー
今回オープンしたスイーツゾーンで興味深いのが、和菓子屋さんに比べて店員さんの応対がフレンドリーなことです。スイーツゾーンの店員さんは、普段の接客で、お客様との笑顔での会話に慣れているのかもしれませんね。
確かに、和菓子屋さんでお買い物する時は、お客様の方もちょっとお澄まししてしまうことがありますよね。そういう目で見るからでしょうか。スイーツゾーンができて、あんと全体に明るさが増したように思えます。
あんとはデパ地下の雰囲気です
金沢駅のおみやげコーナー「あんと」は、金沢での最後のお土産処として大いに賑わっています。
私は男ということもあってか、普通のおみやげ売り場としか思っていなかったのですが、少し前に通訳案内士をされている方から、金沢駅の「あんと」はとてもレベルが高いと評価をいただいたことで、あんとに対する見方が変わりました。
確かに、地方都市の駅のお土産コーナーは、大きなセレクトショップのような感じで、1つの商品棚に複数のお店の商品が並んでいるパターンが多いのかもしれませんね。金沢駅の「あんと」はデパ地下のようにお店のブースが独立しています。
特に和菓子に関しては、老舗といわれるお店の大多数がテナントとして入っていますので、女性の方は品定めが楽しいと思います。
金沢観光の途中でおみやげを買ってしまうと、荷物を持ちながら回らなければならなくなりますよね。このお菓子を買いたい!と思われましたら、お店の人に「金沢駅のあんとにもお店を出していますか?」と尋ねるのもいいでしょう。
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金沢駅から観光名所への行き方
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・金沢駅から金沢城公園への行き方
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主要な観光名所は8つ+金沢駅
金沢駅 | 兼六園 | 金沢城公園 | ひがし茶屋街 | にし茶屋街 | 主計町茶屋街 | 長町武家屋敷跡 | 金沢21世紀美術館 | 近江町市場
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