金沢の交通手段はバス#2
金沢を訪れる方の多くが金沢駅からバスで観光名所へと向かいます。金沢駅のバスターミナルは鼓門のある東口(兼六園口)を出て左手です。利用するのは北陸鉄道バスで、東口から発車するバスはすべて始発です。
東口のバスターミナルには「1番のりば」から「11番のりば」まであります。この中で観光客の方にとって便利なのは6~11番のりばです。1~5番のりばは長距離バスやJRバスの乗り場になります。
以下に、6番~11番のりばから発車するバスの主な経由地をご案内します。
6番のりば=近江町市場、ひがし茶屋街、主計町茶屋街、兼六園、金沢城公園 |
7番のりば=近江町市場、ひがし茶屋街、主計町茶屋街 |
8番のりば=近江町市場、金沢21世紀美術館、兼六園、金沢城公園 |
9~11番のりば=近江町市場、尾山神社、長町武家屋敷跡、にし茶屋街、忍者寺 |
※注意 金沢駅には反対側の西口(金沢港口)にもバスターミナルがあるのですが、西口のバスは観光エリアとは違う方面に行きますので間違わないようご注意ください。
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兼六園へは8番のりばがお奨め
兼六園と金沢城公園の最寄りのバス停である「兼六園下・金沢城」へは、6~8番のりばから発車する全てのバスが経由するのですが、6番のりばと7番のりばは橋場町(ひがし茶屋街)へ行かれる方で混み合いますので、8番のりばがお奨めです。
1点アドバイスです。8番のりばから出るバスは「兼六園下・金沢城」の手前で「広坂・21世紀美術館」に停車します。実は「兼六園下・金沢城」から兼六園の桂坂口へ行くよりも、広坂・21世紀美術館から兼六園の真弓坂口へ行く方が遥かに近いです。
北鉄バス「1日フリー乗車券」
バスで観光を開始される方は、北陸鉄道バスの「1日フリー乗車券」を買われるといいでしょう。金沢駅のバスターミナルの前にある交通案内所でお買い求めいただくことができます。料金は800円です。
1日フリー乗車券では、観光エリアの210円区間、210円均一運賃の『城下まち金沢周遊バス』を1日に何度でも利用できます。観光エリア内での運賃は210円で統一されていますので、4回乗ると元が取れます。
また、210円区間ではありませんが、人気上昇中の石川県立図書館へも1日フリー乗車券で行くことができます。
北鉄バス以外でも、金沢市民の足として導入された100円均一運賃の『金沢ふらっとバス』やJR西日本の路線バスも利用可能です。ただし、JR西日本が週末に運行する『まちバス』だけは利用できません。
効率的な観光の参考に
金沢駅周辺のホテルからの1日観光コース
城下まち金沢周遊バス
金沢を訪れるのが初めてという方は、北陸鉄道バスが観光客向けに運行している『城下まち金沢周遊バス』に乗車するのが安心です。観光用のバスは、運転手さんの案内が分かりやすいと好評です。乗り場は7番のりばです。
周遊バスには、右回りルート=赤い車体と、左回りルート=緑の車体があります。右回りルートは、ひがし茶屋街と主計町茶屋街へ行くのに便利で、左回りルートは、にし茶屋街と忍者寺に行くのに便利です。
ただ、にし茶屋街と忍者寺の最寄りのバス停である広小路(ひろこうじ)は路線バスの本数が多いので、無理に金沢周遊バスを待つこともありません。※注意 現在、左回りルートは週末のみの運行となっています。
交通系ICカードが使える金沢周遊バス
バス移動で観光客の方に不評なのが、路線バスでは交通系ICカードが使えないことです。SuicaやICOCAを使いたい方は金沢周遊バスをご利用ください。周遊バスは利用者のほとんどが観光客であることからICカードが使えるようになっています。
また、あまり利用する機会はないかと思いますが、JRバスも交通系ICカードが利用可能です。
金沢駅から観光名所への行き方
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ひがし茶屋街へは7番のりばから周遊バス
金沢駅からひがし茶屋街へ行かれる方は、7番のりばから『城下まち金沢周遊バス』の右回りルートをご利用ください。
効率的な観光の参考に
ひがし茶屋街はバス移動がちょっと不便
近江町市場へは9~11番のりばから
金沢駅から一番近い観光名所の近江町市場へは、金沢駅を出発するほぼ全てのバスが近江町市場の最寄りの「武蔵ヶ辻・近江町市場」に停車します。2つ目のバス停です。
ひがし茶屋街と兼六園への乗り場となっている6~8番のりばには観光客の方の長蛇の列ができていますので、わりと空いている9~11番のりばから、行き先に関係なく最初に入線する路線バスに乗られるのがいいでしょう。
また、9~11番のりばから出るすべてのバスが、尾山神社の最寄りの「南町・尾山神社」、長町武家屋敷跡の最寄りの「香林坊」、グルメタウンの「片町」、にし茶屋街と忍者寺の最寄りの「広小路」に停車します。
香林坊からは兼六園も21美も徒歩圏内
金沢駅東口のバス乗り場の手前にバスの乗車案内板があり「兼六園」「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」「近江町市場」「香林坊」「金沢21世紀美術館」へ行かれる際の、直近の2便の発車時刻が記されています。
金沢城公園へ行かれる方は「兼六園」、主計町茶屋街へは「ひがし茶屋街」、忍者寺へは「にし茶屋街」、長町武家屋敷跡へは「香林坊」の表示をご覧ください。
初めて金沢を訪れる方がバスを降りてから迷わないように、案内板にはピンポイントで行ける降車バス停を表示していますが、金沢で一番の繁華街の香林坊(こうりんぼう)からは、兼六園へも金沢21世紀美術館へも徒歩5~7分です。
ちなみに、私が金沢駅から兼六園や21美に行く時は、9~11番のりばに最初に入線するバスに乗って香林坊で降り、香林坊から緑のオアシスを歩きます。どうぞ参考にしてください。
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目的地別に乗り場をご案内します
以下に、金沢駅東口のバスターミナルから、主な観光名所へ行く際の「のりば」などの一覧を記しました。どうぞ参考にしてください。
金沢駅東口からのバス利用一覧
乗車バス停=金沢駅東口バスターミナル
観光名所名=下車バス停 | のりば | 利用バス |
近江町市場へ=武蔵ヶ辻・近江町市場 | 9~11番のりば | 路線バスで2つ目 |
長町武家屋敷跡へ=香林坊(こうりんぼう) | 9~11番のりば | 路線バスで4つ目 |
にし茶屋街へ=広小路(ひろこうじ) | 9~11番のりば | 路線バスで6つ目 |
兼六園へ=広坂・21世紀美術館 | 8番のりば | 路線バスで6つ目 |
兼六園へ=兼六園下・金沢城 | 6番のりば | 路線バスで5つ目 |
金沢城公園へ=兼六園下・金沢城 | 6番のりば | 路線バスで5つ目 |
金沢21世紀美術館へ=広坂・21世紀美術館 | 8番のりば | 路線バスで6つ目 |
ひがし茶屋街へ=橋場町(はしばちょう) | 7番のりば | 金沢周遊バス・右回りルートで4つ目 |
主計町茶屋街へ=橋場町 | 7番のりば | 金沢周遊バス・右回りルートで4つ目 |
※兼六園、金沢城公園、金沢21世紀美術館については、香林坊からも徒歩5~7分です。
※観光名所名をクリックすると、それぞれの「行き方の案内ページ」にリンクします。
<金沢の観光エリアのバス路線>
街全体がテーマパーク!
NEXT - ひがし茶屋街はバス移動がちょっと不便
金沢の主な観光名所は8つ+金沢駅
金沢の地図が表示されない時はリロードを
❶金沢駅 | ❷近江町市場 | ❸主計町茶屋街 | ❹ひがし茶屋街 | ❺金沢城公園 | ❻兼六園 | ❼金沢21世紀美術館 | ❽長町武家屋敷跡 | ❾にし茶屋街
効率的な金沢観光のご参考に
まずは金沢観光の全体像を
・金沢の観光地はディズニーランドほどのエリアに集結
・金沢観光マップ-地図を見てルートを決めたい方へ
滞在日数に合わせた楽しみ方
・金沢の主要な観光名所は1日で回れます
・1泊2日の金沢観光は記念館・伝統工芸体験・グルメ
・2泊3日の金沢観光はお散歩・郊外・おたっき~巡り
金沢の交通手段はバスです
・金沢の観光エリアのバス運賃は210円
・金沢駅からバスで観光を開始される方へ
・ひがし茶屋街はバスでの移動がちょっと不便です
金沢の街を歩いて回る
・金沢の街は歩いて移動できます/徒歩での所要時間は?
・百万石通り-金沢の観光エリアをひと回りする幹線道路
・お堀通り-金沢城外の周回路は金沢通になれる道
・金沢駅通り-21世紀の金沢を表現するオブジェ
どこに泊まればいいの?
・金沢のホテル/1泊なら駅周辺、2泊以上は繁華街
・金沢駅周辺のホテルからの1日観光モデルコース
・香林坊のホテルからの1日観光モデルコース
・片町のホテルからの1日観光モデルコース
・武蔵ヶ辻のホテルからの1日観光モデルコース
主要な観光名所は8つ+金沢駅
金沢駅 | 兼六園 | 金沢城公園 | ひがし茶屋街 | にし茶屋街 | 主計町茶屋街 | 長町武家屋敷跡 | 金沢21世紀美術館 | 近江町市場
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