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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。
テレビ番組のロケ地#18-1 日本テレビ系列のドラマ「私たちはどうかしている」が始まりました。ゴールデンタイムの連続ドラマの舞台に金沢が選ばれるのは滅多にないことですので、私はずっと楽しみにしていました。 ファンの方はご存じかと思いますが、主演の浜辺美波さんは金沢のご出身です。 金沢の街がふんだんに出てくるかと期待していたのですが、第1話では屋外ロケの大部分は県外での撮影でした。もしかすると、新型コロナウィルスの影響で、金沢ロケの回数が減らされたのかもしれませんね。 「ドクターXスペシャル」「99.9」と ...
SAMURAIパスポートは終了しましたSAMURAIパスポートから「文化の森おでかけパス」へ ---- 新型コロナウィルスの影響で観光客が激減している金沢ですが、7月18日に金沢城公園と尾山神社を結ぶ「鼠多門橋」が完成したことにともなって、石川県では鼠多門周辺の12施設で使用できるパスポートを発売開始しました。 このパスポートは、鼠多門(ねずみたもん)橋によって出来上がった、長町武家屋敷跡~尾山神社~金沢城~兼六園~本多の森~鈴木大拙館~金沢21世紀美術館~香林坊という回遊ルートをPRする目的で発売される ...
観光都市・金沢は新型コロナウィルスの影響を大きく受けています。2015年3月の新幹線開業を契機に飛躍的に増えた欧米からの観光客が皆無となり、地理的に国内旅行者の中心である東京、大阪、名古屋から訪れる方も激減しました。 今では、コロナ以前は長蛇の列ができていたひがし茶屋街のフルーツ大福のお店は待ち時間なしで入れることもありますし、兼六園の人気撮影スポットの虹橋は誰の邪魔をすることなく普通に渡れます。 この5年間の新幹線バブルとも言える活況から、街全体がしぼんでしまったような雰囲気の金沢にあって、一番静かに佇 ...
2020.9.9追記/2021.1.13追記 レアンドロのプールの地下部への入場方法が9月8日(火)より一部変更されました。 これまでは、企画展「de-sport:芸術によるスポーツの解体と再構築」で設定されている90分の時間枠を10分ごとに区切り、それぞれの入場時刻を記した整理券を配布していました。 また、10分間に入場できる人数を最大で5人とし、90分の中の10分間を換気時間にあてることで、企画展のひとつの時間枠での入場者数を、5人×8枠=40人に制限していました。 観覧方法が改善されました 9月8日 ...
2020.6.23掲載 県をまたぐ移動の自粛が解除されましたね。6月19日の解除を受けて、金沢ではようやく街が平常営業に戻りつつあります。6月20日(土)付けの北國新聞に、金沢中央観光案内所がプレオープンしたという記事が掲載されていました。 この観光案内所は、金沢を代表するビジネス街・南町オープンした施設で、金沢ニューグランドホテルの1階にあった新生銀行の跡地に石川県と金沢市が整備したものです。独創的な神門で知られる尾山神社の向かい側に位置しています。 観光案内所は尾山神社の向かい側 傘や車イスを無料貸し ...
2020年5月28付けの北国新聞に、新型コロナウィルスの影響で臨時休館となっている、金沢21世紀美術館の再開に関する記事が掲載されていました。 記事によると、有料の展覧会ゾーンを含めた全面再開は6月27日(土)とのことです。 金沢市によると、館内の無料ゾーンは先行オープンする方向で検討を進めており、感染防止策の準備が整い次第、一日も早い再開を目指します。再開後は入場者数を1,000人までに制限するなど「3密」対策を徹底します。 無料ゾーンは27日以前に再開 21美の休館は当初5月末までの予定でしたが、再開 ...
2020年4月23日付の北國新聞に、金沢市ではひがし、にし、主計町の三茶屋街のお茶屋の廃業を防ぐため、芸妓1人につき奨励金24万円を交付するという記事が掲載されていました。 また、4月25日付の北國新聞にも芸妓さんへの公的支援の記事があり、石川県が芸妓さんへの緊急支援として、三味線や太鼓などの楽器をはじめ、かつらの結い直し、扇子や足袋などの道具にかかる維持費を1人30万円支給するとのことです。 少し古い話題になりますが、3月10日付の北國新聞に、金沢市がお茶屋の女将の家賃支払いを支援するという記事が掲載さ ...
2020.4.23掲載 新型コロナウィルスの感染拡大が続いていますね。 私が暮らす石川県は4月22日現在の感染者数が214名で、全国で11番目に多い数となっています。また、10万人あたりの感染者数では東京都に次いで全国2位の高さで、金沢市だけを見てみると10万人あたりで東京を上回る感染率となっています。 人口が少なく感染者が多いのは石川だけ テレビの生放送では朝から晩まで新型コロナ報道一色ですので、私もかなり知識が付いてきました(笑)。テレビを見ていて感じるのは、本当のところを分っている人は誰もいないとい ...
2020.4.18掲載 新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、緊急事態宣言の対象地域が全国に広げられました。私が暮らす石川県は「特定警戒都道府県」に指定され、金沢の観光エリアから人通りがなくなりました。 ここからは、各都道府県の民度が試されることになります。つまり民度の高い都道府県から新型コロナウィルスが収束していくのではないでしょうか。 今、各県の民度が試されています 収束に向けてどれだけ一丸となれるか、自治体がどこまで情報を公開するか、感染者をはじめ医療従事者や配送ドライバーへの差別をどれだけ抑えられ ...
2020.4.16掲載 全国で新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。4月13日には石川県と金沢市が独自に緊急事態宣言を発出しました。 4月15日現在の石川県内の感染者数は140名で、人口10万人当たりの感染者数では東京都、福井県に次いでワースト3位となっています。また、金沢市に限ると、10万人当たりの感染者数で東京をも上回っています。まさに緊急事態です。 県民に自粛を求めるならPCR検査の拡充を 今、感染拡大を防止するための方策としてまず必要なことはPCR検査の拡充でしょう。PCR検査を推進すべきか ...
2020.4.11掲載 新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。石川県内では4月11日現在で104名の感染が判明しました。石川県の10万人当たりの感染者数をみると大阪を上回る勢いです。 新型コロナの拡大で知事が方針転換 特に感染者が急増しているのが金沢市で、10万人あたりの感染者数は東京をも上回っています。谷本知事による「東京の無症状の方は兼六園へお越しください」との発言がトレンドワードとなり、石川県内のみならず全国メディアのニュースとなりました。 どちらかと言えば被害者の立場だった石川県が、加害者と ...
2020.4.7掲載 石川県内での新型コロナウィルス感染者の急速な増加を受けて、金沢文化振興財団が管轄する美術館・記念館が臨時休館となります。期間は2020年4月11日(土)~5月1日(金)です。 休館施設は、1dayパスポート、3日間パスポート、1年間パスポートの対象施設である以下の17施設です。 寺島蔵人邸、中村記念美術館、金沢くらしの博物館、安江金箔工芸館、金沢ふるさと偉人館、泉鏡花記念館、金沢湯涌夢二館、金沢蓄音器館、前田土佐守家資料館、室生犀星記念館 、徳田秋聲記念館、老舗記念館、金沢文芸館、金 ...
2020年4月2日付の北國新聞に、石川県立伝統産業工芸館の通称が「いしかわ生活工芸ミュージアム」に変更されたという記事が掲載されていました。 生活工芸ミュージアムは、石川県の伝統工芸品36業種の常設展示や工芸体験を行なっている施設で石川県が運営しています。今年の7月下旬に、すぐ近くに国立工芸館が移転することから、名称の似た両館を区別するため新しい通称を決めたものです。 同ミュージアムの建物は、金沢出身の文化勲章受章者・谷口吉郎氏の設計で、1959年(昭和34年)に石川県立美術館として開館しました。そして、 ...
4月2日 加筆修正 石川県内では、4月1日の14時現在で、新型コロナウィルスの感染者数が13名となっています。この中で3/30に判明した11人目の感染者の方は飲食店をお一人で経営している方で、県外への旅行歴がないことから市中感染が疑われています。 これまでの感染者は、東京やパリへの出張帰り、欧州やエジプトへの旅行帰りなど、感染ルートが推測できる方だったことから県民の間ではそれほどの危機感はありませんでしたが、市中感染が出たとなれば危機が迫っていると思うべきでしょう。 県内で初めて市中感染が疑われる感染者 ...
2020.3.27掲載 今年の3月下旬の金沢は、長町武家屋敷跡の土塀から薦が、兼六園の松から雪吊りが外され、記録的な暖冬でほとんど雪が降らないまま春を迎えようとしています。 いよいよ桜の季節です。兼六園、旧広坂通り、ひがし茶屋街、主計町茶屋街などでは季節の風物詩である「ぼんぼり」が設置され、お花見の準備が整いました。そして、3月26日(木)に桜の開花宣言が出されました。 兼六園では、桜の満開の時期に観桜期無料開園を実施しています。無料開園の期間は、その年の開花状況によって異なるのですが、26日の開花宣言を ...
2020.3.16掲載 新型コロナウィルスの影響で2/29(土)から3/15(日)に臨時休館となっていた金沢市が運営する美術館・記念館が、2020年3月16日(月)から再オープンしました。 通常営業に戻ったのは、金沢21世紀美術館、鈴木大拙館、泉鏡花記念館など18のミュージアムです。ただし、21美で1番人気の作品『レアンドロのプール』の地下部への入場については、当面の間休止されます。 金沢21世紀美術館(レアンドロのプールの地下部は休止)、寺島蔵人邸、中村記念美術館、金沢くらしの博物館、安江金箔工芸館、金 ...
この原稿を書いている2020年3月7日(土)現在、全国各地で新型コロナウイルスの影響がさらに広がっていますね。金沢でも観光で訪れる方が明らかに減っています。特に、海外からの旅行者が激減しています。 石川県の小松空港は、台北便7便、上海便6便、ソウル便3便が国際線として就航していますが、上海便の1便を除いて欠航となりました。東アジアの国と地域の中では、金沢は台湾の人たちに人気でしたので大きな打撃と言えます。 少し前までは多く見られた欧米からの人たちも減少しています。欧米からの観光客の減少がよく分かるのが金沢 ...
2020.2.28掲載 新型コロナウィルスの影響が全国各地で出ていますが、金沢の観光施設でも臨時休館が発表されました。中でも、金沢を訪れる予定の方にとって最も重要なのが金沢21世紀美術館の休館でしょう。 21美の臨時休館の期間は2月29日(土)から3月15日(日)です。有料展示室での展覧会が休止されるのに合わせて、展示室6から入る「レアンドロのプール」も休止となります。 金沢市が運営するミュージアムも休館 公式サイトによると、この他、アートライブラリー、キッズスタジオ、授乳室、ミュージアムショップ、茶室、 ...
2020.2.27掲載 全国で新型コロナウィルスの勢いがさらに増してきていますね。金沢でも、2月21日(金)に最初の感染者が判明しました。その後、22日(日)に1名、24日(月)に2名の感染が分かり、2月27日(木)の15時現在で4名の感染が確認されています。 このサイトでは、2月16日(日)に新型コロナに関する金沢の現状をお知らせいたしました。現状と言いましても、医学的根拠や統計学的な根拠があるものではなく、私が街を歩いて感じる現状のみのレポートでした。 私の個人的な意見を極力控えた面白みのない文面にも ...
2020年2月25日付の北國新聞に、金沢の奥座敷・湯涌温泉の冬の風物詩「氷室の雪入れ」で、氷室に貯蔵する雪がゼロになったという記事が掲載されていました。 氷室の雪入れは、江戸時代の加賀藩が、冬場に氷室小屋に貯蔵した雪氷を、夏場に江戸の将軍家に献上した風習を再現した恒例行事で、1月の「氷室の仕込み」と、6月の「氷室開き」は地元メディアで大きく報じられます。 例年、氷室の仕込みでは1m以上の雪が積もる中、玉泉湖の湖畔にある氷室小屋に湯涌温泉観光協会の関係者や一般参加者が雪を詰める様子が見られますが、1月26日 ...