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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。
2022.1.29掲載 石川県では1月27日から新型コロナウィルス感染拡大に伴いまん延防止措置が適用されました。期間は2月20日までです。 地元メディアでは、兼六園やひがし茶屋街などの人気の観光名所では訪れる人が激減しているというニュースが大きく報じられていますが、1月の金沢で静かな話題となっている言葉があります。それは「百万石ビブリオバウム」です。 百万石ビブリオバウムとは、今年の夏休み前にオープン予定の新石川県立図書館の愛称で、1月4日の谷本知事の年頭会見で公表されました。あわせて金沢港クルーズターミ ...
2022.1.21掲載 今年はいつもの冬よりも寒い冬になっていますね。私は県外から訪れる方をご案内することがありますが、太平洋側からお越しになられる皆様からは、必ずと言っていいほど旅行当日の積雪を心配するメールが送られてきます。 1月下旬に差し掛かる現在までの状況を元に、今年の冬の金沢の積雪量を予想しますと、今年は普通の冬です。10~20cmほど雪が降ってもすぐに溶けて、また10~20cmほど積もってすぐ溶ける。その繰り返しになりそうです。 この記事を書いている1月21日現在の金沢を一言で表現すると「雪化 ...
2022年1月13日付の北國新聞に、2021年の兼六園の入園者数が、有料化された1976年 (昭和51年)以降で最小を記録したという記事が掲載されていました。 昨年の兼六園の入園者数は87万9,359人で、前年比で30万7,179人の減少となり、2020年に続き2年連続で過去最少を更新しました。新型コロナの影響で約3か月間閉園したことや観光客の激減が要因で、特に外国人の入園者はコロナ前の約1%に急減しました。 兼六園が閉園されたのは5月12日~6月13日、7月31日~9月30日の約3か月間でした。昨年10 ...
SAMURAIパスポートは終了しましたSAMURAIパスポートから「文化の森おでかけパス」へ ---- 2022年1月7日付の北國新聞に、金沢城周辺の観光・文化施設の共通入場券「SAMURAIパスポート」を、周辺の商店街と連携させるという記事が掲載されていました。 記事によると、石川県では「SAMURAIパスポート」と飲食店などの店舗を連携させる予定で、SAMURAIパスポートを店に提示すると様々な特典が受けられる制度をはじめます。1月下旬から開始の予定です。 金沢市中心部の長町武家屋敷跡と本多の森を結ぶ ...
コロナ禍に見舞われた2021年も終わろうとしていますね。 石川県では、12月の下旬に入って病院で新型コロナの大規模クラスターが発生したものの、それ以外では新規感染が収束していることもあってか、表面上はコロナ以前と変わらぬ年の瀬を迎えています。 毎年、地元メディアで報じられる年末の風物詩が金沢城公園・橋爪門一の門の「数の子飾り」です。数の子飾りとは藁を垂らした全長5.4mの「しめ飾り」で、数の子に見えるように両脇が短くなっています。 子孫繁栄の願いを込めて飾られたと伝えられており、浮世絵師・巌如春の「加賀藩 ...
本日は年末のちょっとしたトピックをひとつお届けいたします。 “金沢版トレビの泉”のひとつ「金城霊沢」に投げ入れられた小銭が回収されました。18日の時点では多くの小銭が見られましたので、清掃作業が行われたのは最近のことのようです。年末の大掃除が行われたのかもしれませんね。 コロナ以前の金沢はイタリアからの観光客が多いこともあってか、市内の水辺にコインが投げ入れられるようになりました。金城霊沢以外では、兼六園の栄螺山の手水鉢と、金沢駅地下広場の水辺も “金沢版トレビの泉”です。 小銭が回収されてすっきりと 金 ...
テレビ番組のロケ地#23 10月25日の深夜に『何するカトゥーン?』の金沢編がフジテレビで放送されましたね。この番組は関東ローカルだったことから、私はTVerの無料配信で見ました。 番組のロケ地は金沢駅、犀川沿い~鮨処あいじ、金城霊沢~金沢神社、今井金箔本店でした。バラエティ番組の金沢特集でオープニングの定番となっている金沢駅以外は、観光客の方があまり訪れないスポットです。 言い方を変えると、金沢通の人が行きそうなスポットばかりでした。このページではロケ地をご紹介します。 オープニングは金沢駅の鼓門前 の ...
2021年10月19日付の北國新聞に、無の境地を演出する鈴木大拙館が開館10周年を迎え、記念の茶会が開かれたという記事が掲載されていました。 『和(やわらぎ)』の世界と名付けられた記念茶会では、茶道裏千家・今日庵業躰の奈良宗久さんが亭主を務め、大拙と親交のあった茶道裏千家・前家元の千玄室氏を正客に迎えました。 「水鏡の庭」に囲まれた「思索空間」に設けた立礼席では、千氏が茶会のために手掛けた軸「茶禅同一味」や大拙の書が掲げられ、和菓子は水面に映る月を表した「水月」が用意されました。 鈴木大拙は著書「禅と日本 ...
観光客の方には全くと言っていいほど知られていませんが、金沢には高校スポーツの聖地があります。それが卯辰山相撲場です。高校相撲金沢大会の会場となる相撲場で、少し無理をすれば、ひがし茶屋街からも歩いて行けます。 2021年10月11日付の北國新聞の1面トップは、今年で105回目を迎えた『高校相撲金沢大会』の記事でした。1面だけではなく、スポーツ面見開き、社会面見開きの計5ページが高校相撲の記事で埋められていました。 団体戦では鳥取城北高校が5度目の優勝を飾り、地元の金沢学院大学付属高校が準優勝しました。個人戦 ...
2021年9月30日付の北國新聞に、金沢文芸館の「五木寛之文庫」が10月1日にリニューアルオープンするという記事が掲載されていました。 リニューアルでは、五木さんの作家生活の出発点となった1965年(昭和40年)~1969年(昭和44年)の金沢在住時代に焦点をあて、北國新聞の紙面パネルや原稿など213点が展示されます。展示替えは2005年の開館以来初めてです。 目玉の展示として、五木さんが金沢で生活した約4年半で携わった約120の執筆や対談、作詞の仕事を一覧できるコーナーを設けました。 また、1966年の ...
ようやく金沢の観光文化施設も全面再開です。9月30日の新型コロナウィルス「まん延防止等重点措置」の解除にともない、10月1日から兼六園をはじめとする観光施設と、金沢21世紀美術館などのミュージアムが再開されます。 兼六園と金沢城公園については閉鎖されていた屋内施設も入館が可能となります。具体的には、兼六園ではお茶室の時雨亭、金沢城公園では五十間長屋、河北門、鼠多門、お茶室の玉泉庵などです。 ただし、お茶室の時雨亭と玉泉庵については、お客様は氏名と連絡先を記さなければなりません。これはコロナの感染拡大を契機 ...
金沢で9月下旬の「秋分の日」の風物詩として定着している『金沢おどり』が2年ぶりに開幕しました。会場は、金沢芸妓の準ホームとも言える石川県立音楽堂邦楽ホールで、9/23~9/26の4日間にわたって開催されます。 ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街の三茶屋街の芸妓さんが総出演する金沢おどりは2004年9月に第1回が開催され、2021年の今年で第18回を数えます。ちなみに、2020年の第17回は新型コロナの影響で中止されました。 ひがし茶屋街 三茶屋街にもコロナ禍が直撃 2021年9月24日付の北國新聞では ...
金沢市は新型コロナの「まん延防止等重点措置」が9月30日まで延長されたのにともない、兼六園や金沢21世紀美術館などの文化観光施設の休園・休館も9/30まで延長されました。 観光関連のニュースのない金沢で、国立工芸館に関するニュースがありましたのでご紹介しましょう。 国立工芸館の独立に向け覚書締結 2021年9月10日付の北國新聞によると、国と石川県、金沢市は東京から金沢に移転した国立工芸館の独立に向けて覚書を交わしました。国立工芸館は昨年10月の移転後も東京国立近代美術館の分館に位置付けられており、日本海 ...
9月11日追記 金沢市に適応されている「まん延防止等重点措置」の9/30までの延長にともない、9/12までとされていた観光文化施設の休園・休館が9/30まで延長されました。 2021.8.1掲載 石川県以外にお住まいの方も既にご承知かと思いますが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、金沢市に再び「まん延防止等重点措置」が適応されることになりました。期間は8月2日(月)~8月31日(火)です。 まん延防止の適応にともなって、兼六園をはじめとする金沢市内の観光施設および文化施設が休園・休館となります。 兼六園 ...
2025.3.26 大幅修正 金沢21世紀美術館の1番人気の作品と言えば何と言っても『スイミング・プール』です。特にプールの地下部は、若い人たちの間では、金沢観光で外せないスポットとなっています。 プール地下部へは、以前は並んだ順でのご案内でしたが、2021年7月に予約制に変更されました。その後、予約方法と予約可能人数の変更や、コレクション展でWEBチケットが導入されるなど、マイナーチェンジを重ねて現在に至っています。 このサイトでも『スイミング・プール』地下部の予約に関して何度か記してきましたが、改めて ...
昭和39年(1964年)以来、57年ぶりに夏の聖火が戻ってきた東京オリンピックの開幕日、金沢は多くの観光客で賑わいました。コロナ前の行楽シーズンに見られた激混み状態ではないものの、明らかに多いと感じるほどの人出でした。 金沢駅の鼓門前には記念撮影をする観光客が集まり、コンコースの「おみやげ処」は大盛況でした。 ひがし茶屋街は、4月以降ずっと人通りが少なく営業していないお店も目立っていましたが、ほぼすべてのお店が営業を再開し、イチゴ大福や金箔ソフトのお店も、以前のような長蛇の列ではないものの列ができていまし ...
和菓子処の金沢では、年に2回、どこの和菓子屋さんにも並ぶ「季節の和菓子」があります。ひとつはお正月の「福梅」、もうひとつが7月1日の「氷室まんじゅう」です。金沢市だけではなく旧加賀藩エリア全体に残る習慣です。 100年以上続く老舗の和菓子屋さんから家族経営の小さな和菓子屋さんまで、金沢市内の和菓子屋さんの店頭に氷室まんじゅうが並びます。 1月1日と7月1日。半年に一度めぐってくる季節の和菓子の伝統は、加賀百万石の城下町ならではと言えるでしょう。6月下旬になると、和菓子屋さんの入口には「氷室まんじゅう」「氷 ...
テレビ番組のロケ地#19-2 吉永小百合さん主演の『いのちの停車場』が封切られましたね。私は封切日の5/21(金)にイオンシネマ金沢フォーラスで見てきました。 金沢が舞台の映画ということでチケットが取れるかどうか心配だったのですが、金沢市が範型コロナの「まん延防止等重点措置」に指定されていることもあってか予想よりも少なく、お客さんは1/4ほどの入りでした。 映画館では上映中に飛沫を飛ばしながら喋る人はいませんので、感染の危険性は低いのではないでしょうか。とはいえ、やはりコロナ禍のご時世ということで、金沢で ...
2021年5月19日(木)の地元テレビ局のローカルニュースでは、ミシュラン格付店の発表が取り上げられていました。また、5月20日付の北國新聞にもミシュランの話題が掲載されていました。 北國新聞によると、飲食店や宿泊施設の格付け本「ミシュランガイド北陸2021特別版」の掲載店が5月19日に発表され、前回(2016年)の格付けで二つ星だった「料理 小松」(金沢市幸町)が石川県で初めて三つ星を獲得しました。 「料理 小松」のオーナーシェフの小松隆行さんは、北國新聞の取材に対し「評価されてとても嬉しい」とコメント ...
2021.5.13掲載 金沢市では、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、5月12日(水)~5月31日まで市内の有料観光地や文化施設が休館となっています。 まず、石川県が管轄する施設では兼六園が全面休園です。同じく石川県管轄の金沢城公園については屋外の無料ゾーンへの入園はできますが、有料の屋内施設である菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は閉館です。 また、屋内施設では、常時無料公開の河北門と鼠多門をはじめ、定期的に内部が公開される石川門、三十間長屋、鶴丸倉庫も閉鎖されている他、玉泉院丸庭園の茶室・玉泉庵も休業中で ...