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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。
21世紀の金沢のシンボルのひとつとなっている金沢21世紀美術館が、2019年12月20日(金)~2020年2月3日(月)まで、改修工事のため全館休館します。21美の公式サイトでも告知されています。 同館の公式サイトにアクセスすると、画面のど真ん中に、長期の休館を知らせる大きなポップアップウインドアが現れ、ポップアップを消さないとサイトが読めないようになっています。 ここまでやれば、21美のサイトにアクセスしてきた方が見落とすことは絶対にないでしょうね。 金沢で暮らす人たちの市民性は徹底的にやらないことなの ...
2019年12月5日付の北國新聞に、石川県文化財保存修復工房の入館者の記事が掲載されていました。記事によると、修復工房の今年度の入館者数が11月末時点で29,444人となり、2016年度のリニューアル以降、過去最多のペースで推移しています。 修復作業の常時公開を目当てに足を運ぶ団体客が増えているためで、外国人観光客からも人気が高まっています。石川県では、自治体が運営する国内唯一の修復施設を引き続きアピールし、さらなる認知度の向上につなげていきたいとのことです。 文化財保存修復工房は2016年4月の移転改修 ...
2019.11.30掲載 兼六園と金沢21世紀美術館のお隣さんである石浦神社の参道に、朱に塗られた「奉納永代鳥居」が建立されました。石浦神社が新天皇の即位を祝し、奉祝・令和元年記念事業として建立したもので、土台を含めて高さ2m少々の鳥居がびっしりと並びました。 石浦神社の職員の方によると、建立されたのは11月中旬で、101基の鳥居が設置されました。101という数字の由来を聞いたところ、「100はひとつの区切りの数字であることから、新しい時代の幕開けという意味で101基を建立しました」とおっしゃっていました ...
2019年11月13日の北國新聞の一面に、外観の建築工事が終わった国立工芸館の写真が大きく掲載されていました。 国立工芸館の建築工事は、2020年夏の東京国立近代美術館工芸館の金沢移転に向けて行なわれていたもので、旧陸軍の第九師団司令部庁舎と金沢偕行社が、県立能楽堂の隣から移築されました。 12日に建物を覆っていたシートや足場が外され、明治期の姿を再現されました。今後は展示室の整備や工芸品の搬入などを経て、来年7月の東京オリンピックの開幕前にオープンします。 東京にある現在の工芸館が所蔵する美術工芸作品の ...
2019.10.27掲載 台風19号の影響で不通となっていた北陸新幹線の東京~金沢間の直通運転が、10月25日(金)から再開されました。 幸いにして、金沢は豪雨による河川の氾濫などの被害はなかったのですが、観光業界では東京方面からのキャンセルが相次ぎ、市内の観光名所が空いているという新聞記事も目にしました。 また、私の知り合いの、ひがし茶屋街の工芸品店のオーナーさんは「12月かと思うほど人通りがありません」とおっしゃっていました。 26日付の北國新聞によると、直通運転が再開された25日には「かがやき」と「 ...
2019年10月22日付の北國新聞に、世界最大の旅行サイトが実施したランキングで、鈴木大拙館が第3位にランキングされたという記事が掲載されていました。 このランキングは、世界49の国と地域で展開する米国の「トリップアドバイザー」が発表したもので、2018年8月から今年7月までに投稿された口コミの評価と投稿数をもとに集計されました。 今回の調査で3位となった鈴木大拙館は2018年の20位からの躍進で、石川県内では唯一のTOP20入りとなりました。 鈴木大拙館は、2011年10月に金沢市出身の仏教哲学者・鈴木 ...
2019年9月27日付の北國新聞に、誰でも自由に弾ける「まちかど思い出ピアノ」が、片町きらら広場に約1年ぶりに設置されたという記事が掲載されていました。金沢市が設置している「思い出ピアノ」につきましては、当サイトでも何度かご紹介してきました。 私のツイッターのアカウントにも、ピアノを趣味とされている方から設置場所の問い合わせが来るなど、関心を持たれている方が多いなという実感があり、アイデアとしては成功のようです。 思い出ピアノは市内の小中学校で長年使われてきたピアノが再利用されており、今回は金沢市立北鳴中 ...
2019年9月27日付の北國新聞に、金沢の三茶屋街のひとつ・主計町茶屋街で新花さんがお披露目されるという記事が掲載されていました。 今回お座敷デビューするのは仙台市出身の中野世菜さん(21歳)で、主計町の仲乃家から11月上旬にお披露目の予定です。源氏名は千寿(ちとせ)に決まり、現在、修行中とのことです。 お披露目は11月。仙台市出身 千寿さんは、これまでバレエや声楽、社交ダンスを習い、高校時代はタカラジェンヌを志しました。東京の短大に進学後も芸事を仕事にしたいとの思いは強く、観光で金沢を訪れた際に芸妓に興 ...
2019年9月7日付の北國新聞の社会面トップは、近江町市場で問題となっている観光客の食べ歩きについてでした。 近江町市場商店街振興組合では、歩きながら飲食しないよう求める場内アナウンスをはじめました。北陸新幹線の開業以降、食べ歩く観光客が増え、地元住民からマナーの悪さを指摘する声が寄せられていました。 自粛を呼びかけるタペストリーも掲げられ、紙面では、住民と観光客がともに心地よく買い物ができる「金沢市民の台所」として環境を整えていくと記されていました。 近江町市場では、「この先もずっと、誰もが気持ちよく過 ...
2019年9月6日付の北國新聞に、観光で訪れる方には興味深いと思われる「伝統文化ナイトシアター」の記事が掲載されていました。 これは金沢の伝統文化と芸能が1時間のダイジェストで披露されるステージで、華道と箏(こと)、民謡、和太鼓、吟剣詩舞の各団体と、金沢芸妓による舞や演奏が披露されます。 記事によると、箏と華道のパフォーマンスで幕が開き、正派邦楽会の中島雅楽秀さん、普神雅楽漣さんの演奏に合わせ、古流華之枝会の梅田理麻さんがタニワタリを格調高く生けました。 引き続き兼六民謡会の山岸絋晴主宰ら3人が、「二俣い ...
2019.8.29掲載 金沢21世紀美術館(通称:21美)で、芝生の養生のため一時撤去されていたラッパのオブジェがようやく元に戻されました。 「アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3」という作品で、12体のラッパ型のオブジェが丸い美術館を取り囲むように設置されています。 この作品の面白いところは、どれかがどれかと地中で繋がっていることで、遠く離れた場所にいる人とラッパを通じて糸電話のように会話ができます。遠くにいる人の声が本当にはっきりと聞えます。 遊具が戻って笑顔も戻りました 実は、この作品は20 ...
2019年8月6日付の北國新聞に、ひがし茶屋街で新花さんがお披露目されるという記事が掲載されていました。 今回お座敷にデビューするのは、ひがし茶屋街の「春の家」からお披露目される「かや乃」さんで、10月3日にお披露目の予定です。 かや乃さん(本名 柳井春花さん/18歳)は、京都の祇園甲部の舞妓さんから金沢芸妓への転身で、北國新聞の取材に対し「芸事を第一に精進し、しっかりと芸を身につけたい」と意欲を示したそうです。 祇園の舞妓から金沢芸妓に転身 千葉県柏市のご出身のかや乃さんは、日本舞踊の師範だった祖母の影 ...
2019.8.3掲載 本日は、藩政期の土塀の街並みを保存している長町武家屋敷跡の小さな話題をご紹介します。 長町武家屋敷跡へは、金沢で一番の繁華街・香林坊から坂を下って「せせらぎ通り」に出て、長町へと入っていくルートが一般的です。つい最近、せせらぎ通りに設置されている長町武家屋敷跡への案内板が付け替えられました。 これまでの茶色地に白文字というシックな色使いから、白地に黒文字という明るいデザインに変わりました。2019年6月の時点では以前のデザインでしたので、変更になったのはつい最近のようです。 シックな ...
2019年7月27日付の北國新聞に、国内初の建築美術館「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」がオープンしたという記事が掲載されていました。 金沢建築館は金沢市の市制施行130周年記念事業として、谷口吉郎氏の生家跡に整備された施設で、吉郎氏の長男・吉生氏が設計し、吉郎氏の代表作である迎賓館赤坂離宮の和室別館「游心亭」の広間や茶室が忠実に再現されました。 当初は、オープン初日の一般公開は午後2時からの予定でしたが、開館前から約50人が列を作り、10分前倒しされてオープンしました。一番乗りは愛知県から訪れたご夫婦だっ ...
2019年7月20日付の北國新聞に、石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム)で、石川県輪島市出身の漫画家・永井豪さんの展覧会が開幕したという記事が掲載されていました。 「永井GO展」と命名されたこの展覧会は、永井豪さんの画業50年“突破”記念として開催されるものです。 会場は「鬼・悪魔」「ロボット」「ギャグ」「魅力的なヒーロー・ヒロイン」など6つのジャンルに分けられ、直筆マンガ原稿やキャラクターの構想を練ったスケッチブックなど600点以上を展示されています。 原稿やスケッチブックなど600点 今 ...
2019年7月18日の北國新聞に、金沢の伝統工芸品として知られる金沢箔が東京オリンピックの公式ライセンス商品に選ばれたという記事が掲載されていました。 これは、大会組織委員会が全国の伝統工芸品と組んで公式商品を制作するプロジェクトの第4弾として選定されたもので、石川県の伝統工芸品の輪島塗とともに選ばれました。 大会エンブレムをあしらった金沢箔の額装や輪島塗の丸盆が五輪開幕1年前の7月24日から発売されます。 金沢箔の額装はオリンピック用とパラリンピック用があり、サイズは中小2種類です。1万分の1ミリ程度の ...
テレビ番組のロケ地#16 2019年7月17日(水)に久しぶりにバラエティ番組で金沢特集がありましたね。 今年に入ってから金沢特集の番組が減ってきており、さすがにテレビの全国ネットでは金沢の取材ネタが尽きたのかなと思っていましたので、少しホッとしました(笑)。 フジテレビ系列で放送された『梅沢富美男のズバッと聞きます!梅沢&一茂2人の夏休み!金沢グルメ&歴史旅』は、近年の金沢特集の中でも最高の出来栄えでした。 このページでは、梅沢富美男さんと長嶋一茂さんが巡ったロケ地をご紹介します。番組は ...
2019.6.8掲載 当サイトでは、2019年1月20日付で「近鉄不動産様、金沢駅前の土地を手放してください」という記事を配信しました。 昨年12月に駅前の一等地が空地となって半年、この記事を書いている6月8日現在、都ホテル跡地の開発計画に関しては、大きな動きは出ていないようです。 1月の記事で、「都ホテル跡地の再開発が動き出すのは2025年の大阪万博の後になってしまうかもしれない」と述べましたが、冗談ではなく本当にそうなってしまうかもしれません。 空地の代替案は「21美の街」 人間の感覚は環境に適応して ...
2019年6月4日付の北國新聞に、金沢市が魅力ある夜間景観をつくるための「パートナー制度」を創設したという記事が掲載されていました。 この制度は、民間施設に金沢市が照明設備を整備し、電気代の負担などの維持管理を民間企業が行なうもので、協力団体には登録証を交付します。 パートナーの第1弾として北国銀行武蔵ヶ辻支店を登録し、7月以降に登録証を贈る予定です。同支店は1932年(昭和7年)に建設され、近代日本を代表する建築家の村野藤吾氏が設計したことで知られています。 金沢市は2018年10月、照明灯の管理に関す ...
2019年5月14日付の北國新聞に、観音町の旧町名復活のニュースが掲載されていました。令和初日の5月1日に旧町名が復活した観音町(かんのんまち)では、連休の混雑を避けて、5月13日(月)に町名標柱(石碑)の除幕式が行われたとのことです。 ひがし茶屋休憩館の近くに設置されている標柱は、1996年に「旧観音町」と刻まれて建てられた石柱で、「旧」の1字を埋めたことが分かるように加工された姿が披露されました。 振る舞い酒も配られ、集まった住民が五月晴れの空の下で町の再出発を祝いました。東山河岸緑地で行われた記念式 ...