金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。

石浦神社にブラボー「境内にビアガーデン」

2018年7月23日付の北國新聞の1面トップは、石浦神社の境内にビアガーデンが設けられたことに対して、賛否両論が沸き起こっているというものでした。 記事によると、兼六園の真弓坂口とはお隣さん、金沢21世紀美術館とはお向かいさんに位置する石浦神社で、7月22日までにビアガーデンが設けられました。兼六園と21美に隣接していることから、週末は100人を超える観光客がビールを楽しみに足を運んでいます。 北陸新幹線の開業で石浦神社の周辺は観光客が増えたのですが、境内に立ち寄る人は少なく、宮司さんが「参拝がてら一息つ ...

石川県立歴史博物館で作品の撮影解禁

2018年7月23日付の北國新聞に、赤レンガミュージアムの通称で知られる石川県立歴史博物館で、2019年度から展示作品の撮影が解禁されるという記事が掲載されていました。 県立歴史博物館では、2019年4月から「石川の歴史と文化」をテーマにした常設展示室で資料の撮影を許可します。これまでは撮影には申請が必要でしたが、案内映像や複製品、個人を特定できる史料などを除き、土器や甲冑、小文書などの大半を解禁する予定です。 歴史ファンの要望や小中学校の課外学習の撮影などに応じるためで、個人での使用に限り撮影を認め、イ ...

金沢では新幹線効果が続いているようです

2018年7月11日付の北國新聞1面に、「金沢 富山3駅の2倍」との見出しで、北陸新幹線の開業3年目の乗降客数が掲載されていました。 これは、JR西日本金沢支社が、管内の新幹線停車駅の年間乗降客数をまとめたもので、金沢駅は前年度比1.0%増の1日平均22,895人となりました。富山県内で新幹線が停車する富山、新高岡、黒部宇奈月温泉の3駅を合わせた11,067人の2倍以上の数字でした。 記事によると、金沢駅は2015、16年度に続いて富山駅の約3倍の水準を維持しており、新幹線開業から丸3年が経過し、乗降客数 ...

にし茶屋街から新人芸妓。源氏名は「つる」

2018年6月1日付の北國新聞に、18歳の女性が、にし茶屋街からのお座敷デビューを目指しているという記事が掲載されていました。 芸妓の修行に励んでいるのは、富山県の泊高校を3月に卒業した18歳の吉田すずさんです。にし茶屋街の「浅の家」からお披露目の予定で、現在、デビューに向けて修業に励んでいます。 芸妓名は「つる」に決まり、9月の金沢おどりでは、総おどり「金沢風雅(ふうが)」とお座敷太鼓に出演の予定です。デビュー目前の「つる」さんは北國新聞の取材に対し、「芸で皆さんに楽しんでいただける芸妓さんになれるよう ...

2018年のGWにおける金沢の人出は?

少し古い話題になりますが、2018年5月8日付の北國新聞に、今年のゴールデンウイーク期間中における、金沢の人出に関する記事が掲載されていました。 まず、金沢21世紀美術館(通称:21美)には、過去最多の13万9,908人が訪れました。1日あたりの入館者数でも、5月4日に2万5,773人が入館し、2004年の開館以来の最多を更新しました。また、5日の2万1,430人が歴代8位、3日の2万1,280人が歴代10位でした。 入館者数が増えた要因について21美では、北陸新幹線の開業効果の定着に加え、「インスタ映え ...

金沢職人大学校で茶庭造園のカリキュラム

2018年5月5日付の北國新聞に、金沢職人大学校で、今年度から茶庭の造園指導に力を入れるという記事が掲載されていました。 記事によると、造園の工夫だけではなく、お茶を嗜む作法を学ぶ授業も設け、最終的に各自で茶庭を仕上げるとのことで、若手に技術と茶の心を伝え、加賀藩から息づく茶の湯文化を継承していくと紹介されていました。 金沢職人大学校によると、西田家庭園玉泉園や成巽閣飛鶴庭など、金沢には由緒ある茶庭が多く残っています。 造園科では、3年間、雪づりや石組みなどの技術に関する座学や実技に取り組んでいますが、茶 ...

西外惣構の防御施設「枡形」の復元が完成

2018年4月16日付の北國新聞に、金沢市が復元した西外惣構の防御施設「枡形」の完成式典が行われたという記事が掲載されていました。完成式典では、金沢市の関係者約30人が1600年代初頭の都市構造を伝える土居や堀、石垣の完成を祝いました。 西外惣構(にしそとそうがまえ)は、藩政期に初頭に整備された金沢城の外堀のひとつで、お堀沿いには「土居」と呼ばれる土塁が築かれ、城内へと入る道には枡形と呼ばれる防御施設が置かれていたそうです。 漁港と近江町市場を結ぶ金石街道沿いに 今回復元された升形(ますがた)は、金沢で遺 ...

ひがし茶屋街の「八しげ」から新花・紫乃さん

2018年4月12日付の北國新聞に、ひがし茶屋街のお茶屋「八しげ」から新花さん(新人芸妓)のお披露目の記事が掲載されていました。今回お座敷デビューするのは金沢市出身の篠塚美沙さん(27)です。芸妓名は紫乃で、お披露目の日は2018年4月24日(火)です。 紫乃さんは現代美術展や日展で入選を重ねてきたアーティストです。金沢で生まれた紫乃さんは、茨城県潮来市で育ちました。芸術に興味を持ち、金沢学院東高校(現金沢学院高)に進み、洋画を学びました。 金沢学院大では日本画を選考し、日展に初出品で入選を果たすなど才能 ...

ヒルナンデス(2018.4.10)で主計町が紹介されました

テレビ番組のロケ地#11 2018年4月10日の日本テレビ系のお昼の情報番組『ヒルナンデス』で、主計町茶屋街が紹介されましたね。 私はテレビで金沢が紹介されることを知らなかったのですが、自宅に帰ってサイトのアクセス状況を確認すると、主計町関連の記事が第1位のアクセス数を記録していたことで、全国ネットで紹介されたことを知りました。 番組は6分ほどのミニコーナーで、日本テレビの梅澤 廉アナと、テレビ金沢の馬場ももこアナが主計町を巡りました。馬場アナは、全国ネットのバラエティ番組で大好評ですので、石川県以外の方 ...

金沢のお花見2018(鏡花のみち・秋聲のみち)

浅野川沿いの桜には女性的な淑やかさが 2018.4.7掲載 金沢の桜の名所のひとつに浅野川沿いが挙げられます。梅ノ橋から浅野川大橋を挟んで中の橋へと至る川沿いの道には、多くの観光客が訪れます。 地元では、梅ノ橋から中の橋までの川沿いの道で、ひがし茶屋街寄りの沿道を「秋聲のみち」、主計町茶屋街寄りの沿道を「鏡花のみち」と名付けています。 そして、梅ノ橋から浅野川大橋にかけての「秋聲のみち」と、浅野川大橋から中の橋にかけての「鏡花のみち」が、観光で訪れる方のお花見ルートです。 中の橋から臨む「鏡花のみち」 関 ...

金沢のお花見2018(犀川~香林坊~21美)

2018.4.6掲載 今年の金沢のお花見シーズンは、あっという間に訪れて、強風と雨であっけなく終わろうとしています。 先週の木曜日(3/29)の開花宣言の日には、地元のテレビニュースで「1週間ほどで満開となる見通しです」と報じられていましたので、本来ならば、今週末の7日と8日が見頃となるはずだったのに残念です。 当サイトの昨年の記事を見返してみると、4月10日に「兼六園の桜が満開」という記事を掲載していますので、1週間ほど早く桜の季節が終ってしまいました。 このページでは、犀川沿いから香林坊を経由して金沢 ...

金沢のお花見2018(兼六園・金沢城ライトアップ)

2018.4.6掲載 観光客の方にとって、この日に金沢を訪れたことがラッキーだと思えるのは、兼六園と金沢城のライトアップの日でしょう。 兼六園では、以前から桜が見頃を迎える1週間を無料開放しています。そして、終日無料開放の金沢城公園と合わせてライトアップが行なわれます。 どの1週間を無料にするかは、その年の開花日に合わせるため直前にならないと決定されません。2018年は開花が早かったことから、例年よりも1週間早いタイミングで無料開放となりました。 今年の無料開放期間は3月31日(土)~4月8日(日)です。 ...

金沢のお花見2018(兼六園・金沢城公園)

2018.4.5掲載 全国各地で例年よりも桜の満開が早いことが話題になっていますね。 3月29日(木)の午前中に桜の開花宣言があった金沢では、20度を超える暖かい日が続いたことから、4月3日(火)には満開になりました。そして、この原稿を書いている4月5日の時点では散り始めています。 少しタイミングが遅くなりましたが、今年の金沢のお花見を何回かに分けてお伝えいたします。 金沢の桜の名所と言えば兼六園と金沢城です。特に兼六園と金沢城の境界となっている百間堀(ひゃっけんぼり)と、百間堀の上を並行して走る蓮池門( ...

三文豪記念館スタンプラリーは最終日も行列

2018年4月1日付の北國新聞に「金沢三文豪×文豪とアルケミスト」スタンプラリーの最終日の記事が掲載されていました。記事によると、会場となった徳田秋聲記念館、泉鏡花記念館、室生犀星記念館の最終日の来館者数は、多いところで例年同期の3倍となったそうです。 3月3日から始まったスタンプラリーは、金沢市などが主催し、三文豪の記念館を順に巡って3つのスタンプを集めると、限定のポストカードなどがもらえるイベントでした。 各館の3月25日(日)までの入館者数は、徳田秋聲記念館の伸びが最高で前年同期の4.7倍の3,45 ...

兼六園は観桜期の3/31~4/8が無料開放

2018.3.29掲載 今年の冬の金沢は何年かに一度の大雪に見舞われ、金沢では珍しく氷点下の日が何日も続きました。 街中が銀世界で覆われていた頃は、桜の開花が例年よりも遅くなるのではないかと思われていましたが、3月に入ってから暖かい日が続いたことから、太平洋側と同じく例年よりも早い開花になりました。 本日、3月29日の午前中に金沢で開花宣言が出ました。平年に比べて6日早い開花です。このページでは、2017年の桜の写真とともに、金沢のお花見スポットをご紹介しましょう。 毎年、桜の季節になると金沢人たちは兼六 ...

にし茶屋街に高級チョコ専門店が4月オープン

2018年3月25日付の北國新聞に、にし茶屋街で、2018年4月1日に高級チョコレート店がオープンするという記事が掲載されていました。 店舗の名前は「カフェ プレスタ」で、英国王室御用達の高級チョコレートブランドだそうです。記事には、エリザベス女王らも好んでいるというトリュフチョコレートが並ぶと記されていました。 「プレスタ」は、世界で初めてトリュフチョコレートを開発したフランス人のアントワン・デュフールがロンドンで開いたお店で、今年で創業116年を迎えます。金沢店は、東京の日本橋三越店に次ぐ国内2店目と ...

金沢駅で開業120周年の記念式典

2018年3月22日付の北國新聞に、金沢駅で開業120周年の記念式典が行われたという記事が掲載されていました。 金沢駅は1898年(明治31年)の4月1日に開業しました。福井県の敦賀から段階的に進められた北陸線の敷設が金沢まで到達した当時は、木造駅舎として開業したそうです。 当時は蒸気機関車が客車を牽引し、人の移動や物流に変革をもたらしました。 記事によると、記念式典では金沢幼稚園の園児29人が「線路は続くよ」などを合唱し、和田豊和駅長が「伝統をしっかり受け継ぎ、安全とサービスに磨きをかけていきたい」と挨 ...

にし茶屋街を観光で訪れる方が増えています

2018.3.17掲載 今日は、金沢の観光名所のひとつ・にし茶屋街について少しお話しさせてください。金沢観光で「にし茶屋街」を訪れる方が増えているように思えます。これは、先日にし茶屋街に立ち寄った際に感じたことです。 調査のサンプルは1日の1時間弱ほどの時間ですから断言はできないとしても、私はこれまで何度も「にし茶屋街」を訪れてきましたが、平日の昼間にあれほど人が歩いているのを初めて見ました。 メインストリートで人気を集めているのが「甘納豆かわむら」です。 「甘納豆かわむら」はメインストリートの一番奥 「 ...

3月14日は北陸新幹線の開業記念日でした

2018.3.15掲載 昨日の3月14日は北陸新幹線の開業記念日でしたね。本来ならば、夕方のローカルニュースで大々的に報じられるはずだったのですが、金沢市役所での痛ましい事件によってお祝いムードが吹き飛んでしまいました。 市役所での事件については、私は香林坊から武蔵ヶ辻に向かって歩いている時に、覆面パトカーが何台も猛スピードで香林坊方面に走っていきました。私が東京で暮らしていた時に新宿などの繁華街で見られた光景でした。 そして、パトカーとすれ違うように、救急車が武蔵ヶ辻方面に走り去っていったことから、繁華 ...

金沢三文豪スタンプラリーが始まりました

2018年3月4日付の北國新聞に、当サイトでも何度かご案内した「金沢三文豪×文豪とアルケミスト」スタンプラリーが始まったという記事が掲載されていました。 このイベントは、金沢の三文豪が登場し、若い女性を中心に人気が広がっているオンラインゲーム「文豪とアルケミスト」と、三文豪の記念館とのコラボレーション企画として行なわれるものです。 徳田秋聲記念館を出発点に、泉鏡花記念館、室生犀星記念館を回り3つのスタンプをすべて集めると、限定のポストカードとゲーム内アイテムが進呈されます。 スタンプラリーは金沢市と金沢市 ...