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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。
2021年3月20日付の北國新聞に、旧石川県庁舎を改築した「しいのき迎賓館」と、安江町の旧新保商店の店舗と主屋が、国の有形文化財に答申されたという記事が掲載されていました。 しいのき迎賓館は、国会議事堂の設計者の一人である矢橋賢吉氏が設計し、1924年(大正13年)に竣工しました。正面玄関前にある樹齢300年余の「堂形のシイノキ」と一体になった格調の高い外観で、外壁には昭和初期に流行したスクラッチタイル(線状模様)をいち早く取り入れました。 2003年に石川県庁が移転するまで約80年にわたり県政を支えまし ...
2021年3月16日付の北國新聞に、兼六園の雪吊りを外す作業が始まったという記事が掲載されていました。 記事によると、雪吊り外しは15日の月曜日から開始されました。庭師が支柱から放射状に張られた縄を手際よく片付けると、来園者は春の装いへと変わった名木を眺めていたそうです。 兼六園では、松の大木からツツジなどの低木までの約800か所で順に取り外し作業が行われます。最終日の3月22日(月)に園内随一の枝ぶりを誇る唐崎松(からさきのまつ)と玩月松(がんげつのまつ)の雪吊りを外します。 石川県金沢城・兼六園管理事 ...
2021年2月14日の北國新聞に、1881年(明治14年)に焼失した金沢城「二の丸御殿」の復元に向けて、基本設計に着手するという記事が掲載されていました。 今年度の埋蔵文化財調査で、藩主が執務を執った「表向(おもてむき)」の位置をほぼ特定したことなどから、復元への第一歩として、表向の正面周辺の基本設計に取り掛かるとのことです。 石川県は二の丸御殿の最初の復元範囲を、表向の約1800坪のうち、造りや装飾に金沢城らしい特徴があったとされる玄関や大広間、書院など主要部の約1000坪とする方針を固めています。 第 ...
2001年2月3日の北國新聞に、兼六園の金城霊沢(きんじょうれいたく)が『金沢版トレビの泉』になっていることに対して、管理する金沢城・兼六園事務所と金沢神社が困惑しているという記事が掲載されていました。 記事によると、硬貨が投げ入れられることで、湧泉が汚れたり、硬貨が周辺に散らばったりするため、管理事務所では「できればやめてほしい」と呼び掛けています。 管理事務所と金沢神社の言い分は? 管理事務所の担当者は「やむを得ず回収している。大っぴらに禁止とは言わないが、小銭を投げ入れる場所ではない」とのこと。硬貨 ...
2021年1月18日付の北國新聞に、鈴木大拙館のオープン以来の入館者数が50万人に到達したという記事が掲載されていました。2011年10月の開館から約9年3か月での達成となります。 記事によると、50万人目の入館者となったのは金沢市在住の40代の男性会社員の方で、一緒に来館した家族とともに記念品が贈られました。写真を見ると、お婆さん、お父さん、お母さん、お子さんの4人での来館でした。 木村宣彰館長から50万人目の入館者を示す認定証と、鈴木大拙館の設計者で世界的建築家の谷口吉生氏がデザインしたネックレスを受 ...
2021年1月16日付の北國新聞に、ひがし茶屋街で2019年10月に閉店したお茶屋「山とみ」の跡地に、お茶屋の「藤乃弥」が移転するという記事が掲載されていました。移転オープンは1月16日(土)です。 藤乃弥は、元芸妓さんで女将の吉川弥栄子さんが2013年に開業したお茶屋で、裏通りの三番丁に看板を掲げてきました。 記事によると、山とみの閉店で跡地の利用が課題となる中、茶屋街の風情を守るためにも、茶屋として存続させてほしいと願う声がなじみ客から上がり、家賃が3倍以上になるのを覚悟で移転を決めたそうです。 一番 ...
2021年1月7日付の北國新聞に、兼六園への外国人の入園者数が掲載されていました。 記事によると、新型コロナウィルスの影響を受け、2020年に兼六園を訪れた外国人観光客数は前年比87.1%減の61,082人に留まりました。10万人を割り込んだのは、東日本大震災があった2011年の76,850人以来です。 兼六園に入園した外国人の数は、石川県を訪れる外国人観光客数を計る目安となります。北陸新幹線の開業効果もあり、2019年までは7年連続で過去最多を更新していました。 霞ヶ池(かすみがいけ) 新型コロナウィル ...
テレビ番組のロケ地#22 朝日放送の『旅サラダ』(2021年1月9日放送)で、女優で映画監督の黒木瞳さんが金沢を巡ってくれました。 当サイトでは、レギュラー番組の全国を巡る「旅コーナー」で順番が回ってきた金沢特集については、近頃はあまりご紹介していないのですが、黒木瞳さんの金沢めぐりは最高でしたので、ぜひご紹介させてください。 黒木瞳さんは高校の修学旅行が金沢だったそうです。私は黒木さんと同世代ですのでよくわかります。40年前の金沢は、兼六園、長町武家屋敷跡、近江町市場、忍者寺くらいしか観光スポットがあり ...
テレビ番組のロケ地#21 テレビ朝日系列で『黒革の手帖~拐帯行~』が放送されましたね。私は前回シリーズを見ていましたので、刑期を終えた原口元子が流れ着いた先が金沢というシチュエーションを何か月も前から心待ちにしていました。 ドラマ自体は、松本清張さん原作の『拐帯行』で描かれた、大金を騙し取ったカップルが逃避行に入るまでの過程がうまく脚色されており、とても面白いドラマでした。 原作とは違い、ドラマでは大金を手にした主人公が無事に逃げ切るエンディングでしたね。 兼六園の霞ヶ池 残念ながら金沢ロケは皆無でした ...
2021年1月6日付の北國新聞に、金沢市民の台所・近江町市場の初売りの話題が掲載されていました。近江町市場は、毎年1月5日が初売り日です。金沢以外の生鮮市場でも初売りが5日というところが一般的みたいですね。 近江町市場は1721年(享保6年)に市場の原型ができたと伝えられています。今年は市場の開設からちょうど300周年です。 記事によると、寒ブリなど新鮮な魚介や青果を地元客が買い求める一方で、観光客は激減し、全体的に客足は少なかったそうです。新型コロナ対策で恒例の餅つきも中止され、開設300年の初売りは静 ...
2020.12.22掲載 日本海側に雪の季節がやってきました。前回の冬は記録的な暖冬で、金沢の観光エリアではほとんど雪が積もらなかったのですが、関越自動車道の立往生のニュースを聞くと、今回の冬は大雪になりそうな気配です。 12月15日~20日の寒波では金沢でも積雪を記録しました。おかげさまで市民生活には影響しないほどの積雪でしたので、観光客の方にとってはちょうど良い雪化粧だったのではないでしょうか。 ちなみに、金沢駅の「もてなしドーム」は、天井のガラスに雪が積もると昼間なのに薄暗くなります。雪国に来たこと ...
テレビ番組のロケ地#20 12/16(水)にフジテレビ系列で「林修のニッポンドリル “一泊二日金沢謎解きミステリーツアー”」が放送されましたね。同番組では2018年8月に次いで2度目の金沢特集でした。 番組の前半は、加賀温泉郷の山代温泉にある「星野リゾート 界 加賀」が紹介され、金沢の紹介は番組の後半でした。石川県外の方から見ると、金沢も加賀市にある加賀温泉も同じなのでしょう(笑)。 山代温泉は金沢駅から特急で2つ目の加賀温泉駅下車です。界 加賀の公式サイトによると、駅からはタクシーか路線バスで約10分と ...
テレビ番組のロケ地#19-1 2020,12.14掲載 今年の金沢は全国の地方都市と同様に新型コロナに振り回された1年でした。個人的には、浜辺美波さん主演の金沢を舞台としたドラマ『私たちはどうかしている』の金沢ロケの多くが、感染拡大により中止されたことが残念でした。 わりとミーハーな私にとって、来年のお楽しみのひとつが、金沢を舞台とする吉永小百合さん主演の映画『いのちの停車場』です。 この映画は、東京の大学病院で救急救命医として勤務していたベテラン女医が、救急患者の家族からのクレームの責任を取って退職を余 ...
2020.11.20掲載 賛否両論の論争を巻き起こしてきた政府のGOTOキャンペーン。現状を見ると、少なくとも金沢はGOTOトラベルで大賑わいです。 GOTOトラベルの開始以降、少しづつ観光で訪れる方が増えてきた金沢ですが、10月までは平日は空いていました。それが11月に入ると平日も大賑わいとなり、ひがし茶屋街のカフェでは、これまで割と空いていたお店も満席です。 金沢はGOTOトラベルで大賑わいです 私自身はGOTOキャンペーンには否定的だったのですが、経済を回すという観点から見ると、大きな効果を出してい ...
金沢の美術館・記念館#1 日本海側で初めての国立のミュージアム・国立工芸館が2020年10月25日に金沢にオープンしました。 国立工芸館が建設されたのは金沢の文化エリアである本多の森で、兼六園とは道路を挟んでお向かいさんというロケーションにある他、金沢21世紀美術館からも徒歩7分ほどの距離です。 オープン前日に行われた開館記念式典では名誉館長の中田英寿さんの挨拶があり、中田さんは「10年ほど全国の工芸産地や作家を訪ね、工芸が非常に好きになった。開館に立ち会えるのは本当に光栄だ」と喜びを口にしました。 また ...
2020.10.21掲載 金沢城公園と金沢21世紀美術館を結ぶ約250mの並木道・アメリカ楓通り(あめりかふうどおり)で、楓が赤く色づくのに合わせて夜間のライトアップが始まりました。 10月17日付の北國新聞によると、このライトアップは金沢市中心部の夜の魅力を高める目的で、石川県が2013年から毎年実施しているものです。今年は投光器96基と通行人の足元を照らすフットライト40基が設置されました。 ライトアップが開始されたのは16日からで、紅葉が終了するまでの間、午後10時まで行われます。ちなみに、紅葉の見 ...
2020年10月7日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館でアーティストの龍玄としさんの絵画展が始まったという記事が掲載されていました。 絵画展のタイトルは「龍玄とし EXHIBITION 運命 音の世界を、描く」です。記事によると、初日から大勢のファンが音と色が紡ぐ意欲作に目を凝らしたそうです。 金沢展に合わせて金箔を大胆かつ繊細にあしらい創作した100号サイズ8枚分の大作「金龍」が初公開された他、無数の赤い玉を重ね、生命力を感じさせる新作「炎龍」、遊び心あふれる作品など約30点が展示されました。 また、龍 ...
テレビ番組のロケ地#18-3 日本テレビ系列で放送された『私たちはどうかしている』の最終回が9月30日に放送されましたね。 私はアイドル色の出ているドラマはほとんど見ないのですが、物語の舞台設定が金沢であることと、石川県出身の浜辺美波さんが主演を務めることもあって、第1話から最終回まですべて見ました(笑)。 ストーリーとしてはとても面白かったですよね。何と言っても、往年のアイドル・観月ありささんの演技は圧巻でした。残念ながら、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、金沢ロケは第1話と第2話だけでした。 ...
2020年9月4日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館でアーティストの龍玄とし(Toshl)さんの絵画展が開催されるという記事が掲載されていました。 絵画展のタイトルは「龍玄とし EXHIBITION 運命 音の世界を、描く」で、記事によると、としさんは「新作を含め、金沢ならではの雰囲気を醸し出したい」と意欲を示したとのことです。 今回は、金箔で装飾した100号10枚分の大作「金龍」などの新作をはじめ、龍玄さんが「音」を「色」で表現した作品が展示されます。 21美の芸能人シリーズ・今年は「Toshl」 とし ...
テレビ番組のロケ地#18-2 日本テレビのドラマ「私たちはどうかしている」の第2話が放送されましたね。 私は基本的に、主演に人気の若手を起用して視聴者を掴むタイプのドラマは見ないのですが、今回は舞台設定が金沢の老舗和菓子屋さんであることと、主演の浜辺美波さんが金沢のご出身ということで見ています。 第1話では、金沢ロケは金沢駅と犀星のみちの2か所でしたが、第2話では少し増えて4か所になり、ようやく金沢が舞台のドラマなのだと実感できるようになりました。 ただし、新型コロナウィルスの影響で中断されていた撮影が再 ...