4月に入って金沢にも桜の季節が訪れています。この原稿を書いている4月9日の時点では、満開の桜が散りはじめてはいるものの見頃が続いています。
金沢の観光エリアの桜スポットは、兼六園・金沢城公園、浅野川沿い、犀川沿いの3か所です。このページでは、主計町・ひがし茶屋街に近い浅野川と、にし茶屋街に近い犀川の桜の風景をご紹介します。

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主計町の桜は風情たっぷり
金沢の川沿いの桜スポットとして最初にご紹介したいのが、浅野川に面する主計町茶屋街です。主計町と書いて「かずえまち」と読みます。
茶屋建築が立ち並ぶ浅野川沿いの表通りでは、樹齢を重ねた桜の木が、今年もピンクの花を咲かせてくれました。お花見の時期に掲出される、芸妓さんの名前が入った雪洞 (ぼんぼり) が茶屋街の風情をさらに際立たせています。
この道は文豪・泉鏡花の通学路になっていた道で、文豪にちなんで「鏡花のみち」と名付けられています。



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ひがし茶屋街に近い「秋声のみち」
主計町茶屋街のある「鏡花のみち」の対岸にあるのが、金沢の三文豪の1人・徳田秋声の旧居跡がある「秋声のみち」です。人気スポットのひがし茶屋街は、この道から路地を入ったところに位置しています。
建物の影が桜の木を覆う鏡花のみちに対して、対岸の秋声のみちは、晴れた日には陽光が降り注ぎ、とても明るい雰囲気です。


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犀川沿いの桜並木は「犀星のみち」
泉鏡花、徳田秋声とともに金沢の三文豪の1人に数えられる室生犀星。犀星という名前は「犀川の西に住んでいる」という意味のペンネームで、犀星は犀川大橋の袂の雨宝院というお寺で育てられました。
このことから、犀川大橋と桜橋の間の川沿いの道は「犀星のみち」と名付けられています。
曲がりくねりながらゆっくりと流れる姿から「女川」と称される浅野川。一方の犀川は、一直線で流れの早い形状から「男川」と称されています。男川という通称を念頭に置いて見ると、確かに、犀川沿いの桜は豪快に咲いています。





小説・北の海に描かれた「W坂」
犀川大橋のひとつ上流に位置する桜橋の袂に、旧制金沢四高の学生が名付けた「W坂」という石段坂があります。そして、この坂道を隠すかのように桜の木が植えられています。
W坂は四高の卒業生である井上靖さんの小説「北の海」に出てくる坂道で、坂の途中には小説の文学碑が設置されています。また、坂上からは金沢の街が一望できます。


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