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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。
今日は2月25日(土)まで行われていた金沢城・兼六園ライトアップ「冬の段」の写真をご紹介します。 兼六園では年6回ほど夜間のライトアップを行なっています。四季に応じて「春の段」「夏の段」「秋の段」「冬の段」と銘打たれたライトアップがあり、それに「観桜期」と、百万石まつりの「初夏の段」が加わります。 観光に注力しているのだったら毎日ライトアップすればいいのに、と思われるかもしれませんが、元々が、地元の人たちに夜の兼六園を見てもらおうという主旨で始まったイベントということで期間限定となっているものです。 一方 ...
ここの原稿を書いているのは2月22日(水)です。今週に入って20日(月)と21日(火)に雪化粧と呼ばれる程度の小さな積雪がありましたが、今日は春を感じさせるような快晴でした。金沢の冬は終わりを迎えようとしています。 今冬の金沢は「記録的な寒波がやってくる」「かなりの積雪が予想されます」といった予報が何度か出ましたが、寒波が過ぎ去ってみれば、気温に関しては何年かぶりの極寒に見舞われたものの、積雪に関しては普通の雪でした。 クリスマスイブには12月としては珍しいくらいの積雪があったものの、ひと冬のスパンで見れ ...
本日は、金沢の和文化を表現する街・主計町ならではのイベントをご紹介します。 企画運営するのは主計町茶屋街の町屋旅館「菊乃や」で、イベントの名称は「Geisha and Tea Ceremony」。英語のタイトルからも分かるとおり、金沢を訪れる欧米からの観光客がメインターゲットのようです。 ただ、菊乃やのオーナーさんによると、日本人の方も参加可能とのことですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。 菊乃やは暗がり坂を下って右手奥 前半はお茶会、後半はお座敷 ご案内の「Geisha and Tea Cere ...
2023年1月25日付の北國新聞に、ひがし茶屋街で新人芸妓がデビューするという記事が掲載されていました。 今回、ひがし茶屋街のお茶屋・八の福 (はのふく)から新花としてお披露目されるのは、東京都目黒区出身の大藏奈々さん (23歳)です。源氏名は「以と (いと)」で、2月7日に金沢芸妓としてデビューします。 芸妓に興味を持ったのは中学時代 金沢おどりの舞台に憧れているという以とさんは「愛される芸妓になりたい」と日々修行に励んでいます。以とさんは中学の頃、ドキュメンタリー番組で見た京都の花街の特集に興味を抱き ...
2023年1月13日付の北國新聞に、金沢で一番のグルメタウン・片町の新天地にお目見えしているフォト看板が好評で、当初予定していた掲出期間を延長し、3か月末まで延長するという記事が掲載されていました。 新天地のフォト看板は、著名な写真家の森山大道氏のモノクロ作品を掲出しているもので、市民や観光客から想定以上の人気を集めたことから、3月末まで期間を延ばし、人出が落ち込む冬季の賑わい創出につなげるとのことです。 新天地は片町の裏通り 森山氏の作品40点がフォト看板に フォト看板は、犬が振り返った様子をとらえた森 ...
日本テレビ系列のヒルナンデス!で金沢が紹介されましたね。今日(1/19)の放送は1月5日の第1弾に続くもので、鈴木福くんと鈴鹿央士さんが金沢の「うまい処」をめぐってくれました。 特集は兼六園から始まりました。鈴鹿央士さんは、兼六園で一番枝っぷりが良く、冬の雪吊りのシンボルとなっている唐崎松 (からさきのまつ)にフィルムカメラを向けていました。松の枝に雪が積もった雪吊りを撮影できたのはラッキーでしたね。 兼六園の雪吊りのシンボル「唐崎松」 金箔自転車は5台だけ 兼六園の次は「まちのり-金沢市公共シェアサイク ...
1月11日付の北國新聞に兼六園への外国人入園者数が急回復しているという記事が掲載されていました。 石川県のまとめによると、2022年に兼六園を訪れた外国人客は8,519人で、コロナ禍で激減した2021年の7.5倍となりました。入国規制が大幅に緩和された10月以降、全体の80%に相当する人数が訪れました。 国・地域別では、これまでトップだった台湾が小松~台北便運休の影響で伸び悩む一方、米国が最多となりました。石川県では1月11日から米国の旅行会社の担当者を招き、さらなる取り込みを目指します。 兼六園で一番の ...
2023年1月5日の日本テレビ系列『ヒルナンデス!』で金沢が紹介されましたね。同番組は全国の行楽地を紹介していますので「だから何なの?」と言われそうですが、新年最初の特集が金沢というのは素直に嬉しいです。 今回の金沢特集では、俳優仲間の鈴木福くんと鈴鹿央士さんが冬の金沢を巡ってくれました。金沢駅に雪が積もっていましたが、12月に雪が降った日と言えば、ワールドカップの決勝戦があった19日(月)です。 あの日の朝は、前日まで全く雪がなかったところに一気に積もりましたので、大変なロケになったのではないでしょうか ...
金沢市の中心に位置し、個性的な神門から「ステンドグラスの神社」と呼ばれる尾山神社が、2023年に創建150周年を迎えます。明治6年 (1873年)に創建された尾山神社は、初代の加賀藩主・前田利家と奥方の「おまつの方」を祀った神社です。 藩政期の前田家は江戸の将軍家に気を遣い過ぎるほど気を遣いました。徳川家への気遣いのひとつが、金沢城内の神社に徳川家康公を祀り、自らの家の初代の御霊を、今のひがし茶屋街の先にある宇多須神社にひっそりと祀ったことです。 明治の世になり、徳川家に気を遣う必要がなくなったことから、 ...
2025.2.22追記 3連休に金沢へお越しになる方へ。おそらく、この冬最後の寒波が日本海側に来ています。22日正午の時点では、金沢は普通の雪です。多少は歩きにくい道もあるかと思いますが、観光に大きな影響はないでしょう。 雪に対応できない履き物でお越しの方は、金沢駅観光案内所で長靴のレンタルを行っています。女性の方が恥ずかしくないように、わりとお洒落なデザインです。どうぞご利用ください。 2025.2.8追記 この週末に金沢旅行を予定されている方へ。金沢は8日9時現在で積雪は41cmです。JPCZ直撃の富 ...
この数日、全国ニュースのトップは新潟県の豪雪でした。金沢は台風は滅多に来ないのですが、雪には毎年悩まされています。国道8号線の大渋滞のニュースは他人ごとではありません。降雪地の皆様の安全を願っています。 今冬の最初の寒波では、日本海側に位置する金沢も降雪に見舞われたものの、積雪は10cmで、何とか普通の雪で乗り切ることができました。 私は日曜日の深夜にサッカーW杯の決勝戦を見ていたのですが、表彰式でメッシがトロフィを掲げた午前3時30分過ぎに外の様子を確認したところ、ほとんど雪はありませんでした。それが、 ...
関連記事21世紀美術館で香取慎吾さんの個展が開幕-10/15まで 2022年12月7日付の北國新聞に、香取慎吾さんが手掛けるアートの個展が金沢21世紀美術館で開催されるという記事が掲載されていました。 香取さんの個展は12月7日開幕の東京の渋谷ヒカリエを皮切りに全国5か所で開かれるもので、21美では2023年9月に開催予定です。巡回展のタイトルは『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』で、6日に報道関係者向けの内覧会が開かれました。 心が楽しくなるアート作品 記事 ...
2022年11月18日付の北國新聞に、10月11日に入国規制が大幅に緩和されて以降、石川県内の訪日旅行者が増えてきているという記事が掲載されていました。 記事によると、10月に兼六園を訪れた外国人は6,840人で、前年の同月と比べて10倍に増えました。今年の6月以降、徐々に入園者が増えていましたが、10月以降は外国人の短期滞在ビザが免除されたことで、9月の2,232人から3倍に急伸しました。 10月の入園者数は、新型コロナの流行が本格化した2020年3月以降、単月では最多となります。コロナ以前の2019年 ...
今年の秋は全国的に寒暖差の激しい秋ですね。でも、全般的には例年に比べて暖かい日が多いようです。金沢でも文化の日を過ぎるあたりからジャンパーが必要になってきているとはいえ、例年に比べれば秋が深まるのが遅いなと感じます。 このページでは、2022年の11月前半の金沢の風景をご紹介します。 主計町茶屋街は秋の景観に 兼六園の雪吊りが11月1日から 金沢の11月は兼六園の雪吊りから始まります。松をはじめとして、園内の約800本の樹木に取り付けられる雪吊り作業は12月中旬まで続きます。雪吊りが付けられるのは兼六園だ ...
2022年11月3日の北國新聞に、ひがし茶屋街で新花さんがお披露目されるという記事が掲載されていました。 今回お座敷にデビューするのは、ひがし茶屋街のお茶屋「八しげ」で修業中の北村美凪・22歳さんです。美紅 (みこう)の源氏名で、11月7日にお披露目されます。これで金沢の三茶屋街の芸妓の数は35名となります。 美紅さんは金沢生まれ。茶屋街が身近な環境で育ちました。金沢市立馬場小学校の5,6年時に金沢素囃子子ども塾で三味線に取り組み、芸事に興味を持ちました。中学卒業後に京都で舞妓さんになることも考えました。 ...
2022年10月23日の石川県の地元メディアでは、泉鏡花文学賞のニュースが大きく報じられていました。 泉鏡花文学賞は、文豪・泉鏡花の生誕100周年を記念して制定された文学賞で、金沢の秋の風物詩として市民に定着しています。記念の50回目を迎えた今年は、ドイツ在住の作家・大濱普美子さんの『陽だまりの果て』が選ばれました。 授賞式は金沢市民芸術村のパフォーミングスクエアで行なわれ、大濱さんは「自分がこれまで読んできたすべての文学作品と、それを書かれた作家の方たちに心より感謝の言葉を述べたい」受賞のと喜びを語りま ...
2022年10月11日から全国旅行支援がはじまりましたね。それとともに海外からの入国規制が大幅に緩和され、全国の観光地でコロナ前の賑わいが戻ることが期待されています。ちなみに、金沢でも欧米からの観光客を目にするようになりました。 金沢に限らず、全国の観光地では、マスク・手指消毒の徹底や、密を避けるための入場制限、アクリル板の設置などのコロナ対策をどの段階でコロナ以前に戻すのかに関して、タイミングを見計らっていることと思います。 このページでは、金沢の観光施設で導入されたコロナ対策の中で、ぜひコロナ前に戻し ...
2022年7月16日にオープンした石川県立図書館。地元メディアで「知の殿堂」や「金沢の新たな観光名所」などと高く評価されたこともあって、1か月で14万人以上が訪れ、目標の年間来館者数100万人に向けて好調なスタートを切りました。 先日、私も県立図書館に行ってみました。開館から2か月以上が経っていたにもかかわらず、私と同じように「どういうところか一度行ってみよう」という感じの来館者が多く見られました。 確かに、施設自体は素晴らしかったです。さすがは外観から入る街だけあります。ただ、ところどころに金沢市民の詰 ...
既にご存じの方も多いことと思いますが、森山良子さんと清水ミチコさんが出演するレディースアートネイチャーの最新CMが全編金沢ロケで制作されました。私が初めてこのCMを目にしたのは、9月14日(水)のテレビ朝日『モーニングショー』です。 私は以前から、森山さんと清水さんの掛け合いで構成されている同社の60秒CMが大好きで、私の中では、朝の時間帯にホッとできるタイミングとなっています。ちなみに同社のCMは、その日のメインの特集が終わった後のCMタイムに流れます。 私が見たのは『モーニングショー』だけですが、午前 ...
2022年9月8日付の北國新聞に、金沢城公園で2年前から遺構調査が続く二の丸御殿に関して、再建に向けて大いに参考となる史料が発見されたという記事が掲載されていました。 文化7年 (1810年)の「二の丸御殿」の再建に関する資料は、加賀本多家伝来の文書から見つかったものです。再建竣工の直後に作成され、各部屋の寸法や坪数、ふすまの絵の画題や絵師などが記されています。 これまで確認されている史料に含まれていない情報も多く、2024年着工を目指して実施計画が進む二の丸御殿の復元に役立つと期待されています。 3年前 ...