金沢21世紀美術館-topics-

21世紀美術館が館内無料ゾーンを2月6日から再開

2024年1月18日

能登半島地震から18日目。金沢の観光エリアでは、観光客の姿が激減した「セカンドコロナ状態」が続いています。

その金沢でひとつ明るいニュースがあります。地震の影響で臨時休館となっていた金沢21世紀美術館が、無料ゾーンのみですが、2月6日(火)から入館できるようになります。館内の無料ゾーンで人気のウサギの椅子での撮影も可能となるわけです。

発災以降、屋外のエリアは開放されていたものの、館内については、地震で天井のガラス板が剝げ落ちる被害が出たことから入館禁止となっていました。

一番人気の『スイミング・プール』のある有料ゾーンの再開はもう少し先となるものの、年末年始以外は、休館日でも館内の無料ゾーンに入れることが21美の長所でしたので、まずは無料ゾーンだけでも開放されるのは大きな前進です。

プールはまだ閉鎖中 (無料ゾーンから撮影)

能登半島地震によって金沢旅行を迷われている方へ



21世紀美術館は「アート広場」

金沢21世紀美術館は、“美術館”というよりも“アート広場”と言った方がピッタリきます。

来館者の大多数が、どんな展覧会をやっているのかを知りません。観光で訪れる人だけではなく地元の人も知りません。楽しいからこそ21美に人が集まってくるのです。他の美術館ではおしゃべりを注意されることもありますが、21美では来館者の笑顔が弾けています。

21美は館内に入るのも無料です。恒久展示作品の『タレルの部屋』(このページのトップ写真) に入れる他、『スイミング・プール』『雲を測る男』『緑の橋』などの作品もガラス越しに見ることができます。ミュージアムショップやレストランも無料ゾーンにあります。

『雲を測る男』と『緑の橋』

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トイレを借りるだけでもok

館内で人気なのがウサギの耳をかたどった『ラビットチェア』です。若い人たちが思い思いのポーズで写真を取り合っています。また、全面ガラス張りの油圧式エレベーターは週末になると乗車待ちの列ができます。

もちろん、トイレを借りるためだけに立ち寄るのもokですし、ちょっと歩き疲れたなという方はソファに座って寛ぐのもありです。

一番人気の撮影スポットはウサギの椅子

写真撮影も自由です

金沢21世紀美術館は無料ゾーンだけでも十分に楽しめます。現代アートは「わかるか、わからないか」ではなく「面白いか、面白くないか」が評価基準ですので、作品を見た人それぞれが自分なりの感性で作品と戯れてください。

現時点では『スイミング・プール』のある有料ゾーンに入れないのは残念ですが、館内は写真撮影の自由ですので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

ガラス張りのエレベーターも利用可能

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キャンセル率が下がっているのかも

セカンドコロナ状態の金沢ですが、気のせいか、少しずつ観光で訪れる方が増えてきているようにも感じます。おそらく、金沢旅行を予定されていた方のキャンセル率が低くなってきたのでしょう。

1月18日の21時現在の状況をお話ししますと、金沢では身体に感じる地震が1日に1回あるかないかという状態で、今のところは地震活動が収束に向かっているのではないかと思えます。このまま収まってほしいものです。

予定どおりに金沢へお越しの方は、少なくとも観光エリアのお店では、金沢に来ていただけるのは大歓迎です。迷惑ということは一切ありません。どうぞ金沢観光を存分にお楽しみください。

再開は寂しかった21美にとって明るい話題

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金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。

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