金沢21世紀美術館-topics-

21美のプール地下部への入場が再開-9.9追記

2020年8月6日

2020.9.9追記/2021.1.13追記

レアンドロのプールの地下部への入場方法が9月8日(火)より一部変更されました。

これまでは、企画展「de-sport:芸術によるスポーツの解体と再構築」で設定されている90分の時間枠を10分ごとに区切り、それぞれの入場時刻を記した整理券を配布していました。

また、10分間に入場できる人数を最大で5人とし、90分の中の10分間を換気時間にあてることで、企画展のひとつの時間枠での入場者数を、5人×8枠=40人に制限していました。



観覧方法が改善されました

9月8日からは入場時刻の8つの区切りを廃止し整理券の配布もなくなりました。そして、展示室6にあるプールの入口に希望者が並び、1人退場したら1人入場するという単純な方法に変更されました。

一度に入場できる人数は6人までで、プールの下にいられる時間は最大で5分以内です。21美の公式サイトには「平均で60分~90分程度お待ちいただいています」との記述があります。私も展示室6に並ぶ長蛇の列を見ています。

しかしながら、5分よりも少し早めにプールから出てくる人がいても指定時刻が来るまでは入場できなかったこれまでと違い、出てくる人がいればすぐに次の人が入れるわけですから、入場人数は間違いなく増えるものと思います。

今回の入場方法の変更は改善と言えるでしょう。


以下は、8月6日の掲載記事です。

10分ごと最大5人で5分以内

2020年8月5日付の北國新聞に、金沢21世紀美術館の「レアンドロのプール」の地下部への入場が再開されたという記事が掲載されていました。21美では6月27日から営業を再開していましたが、プール地下部は閉鎖空間となるため休止されていました。

プール地下部への入場は、企画展「de-sport:芸術によるスポーツの解体と再構築」の入場者が対象で、地下部への入場時刻を指定した整理券を、同展への入場者に先着順で配布します。

記事によると、入口前に消毒液を設置し、1時間半ごとに10分間の換気と手すりなどの消毒を行います。なお、プール地下部への1日当たりの入場者数は最大200人。金曜日と土曜日のみ最大255人とのことです。

プールの水の下は超3密状態でした

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プール地下へは長時間並ぶ覚悟で

「レアンドロのプール」は21美で1番の人気作品で、プールの水の下に人がいるという斬新なアイデアは全国メディアで数多く紹介されてきました。プールの上と下にいる人同士が手を振り合う光景は21美の楽しさのシンボルとなっています。

そのプール地下部への入場がようやく解禁されました。とは言え、プールの地下部は笑顔があふれる典型的な3密空間であることから、いくつかのルールが設けられています。

まず、プール地下部への降り口となっている展示室6は、現在、企画展「de-sport:芸術によるスポーツの解体と再構築」が使用していることから、プール地下部に入るためには企画展のチケットが必要となります。

21美では企画展のチケットについてはオンラインによる前売り発売をしています。今回の「de-sport…」の料金は前売券が1,000円、当日券が1,200円です。もちろん、当日券はチケットが残っている場合のみ発売されます。

現在、21美では時間制の入場体制をとっています。コロナ以前は、展覧会への入場券を購入した人は、その日であれば何度でも入退場できたのですが、3密を避けるために時間指定され、企画展全体の見学時間が90分間となっています。

時間帯とプールへの入場可能数は以下のとおりです。

10:00~11:30/40名
11:30~13:00/40名
13:00~14:30/40名
14:30~16:00/40名
16:00~17:30/40名

金・土のみ
17:30~19:30/55名

入場時間になると企画展「de-sport」への入場が開始され、展示室6にあるプール地下部への入口で、プール地下部への入場整理券が配布されます。整理券には10分刻みの時刻が記載されており、指定時刻に再度プールの入口へ行きます。

指定された10分間で入場できるのは5名のみで、実際にプールの水の下で撮影できるのは5分間と定められています。

チケット売り場に販売状況を掲示

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優先度が高い方は朝9時から1時間

企画展のチケットを購入した人の中でどのくらいの人がプールに入れるのかが気になるところですが、21美で確認したところ、プールの下に入れない人の方が圧倒的に多いとのことです。

このことから、どうしてもプールの地下部へ入りたい場合は長時間並ぶ覚悟が必要となるでしょう。

私もプールに入るつもりで21美を訪れたのですが、次の入場時間まで30分もある時点で、既に企画展のチケットを手にした人が20人ほど並んでおり、さらにチケット売り場には企画展のチケットを求める人が並んでいたことから入場を諦めました。

金沢を訪れるご予定の方で、21美の「レアンドロのプール」の優先順位が高い方は、入念に作戦を立てておく必要がありそうです。特に週末に訪れる方は心の準備をしておいてください(笑)。

私からのアドバイスとしては、朝一番の10:00~11:30のチケットを前売りで買っておいて、9時から並んで1時間待つのが最も確実だと思います。ちなみに、21美では展示室は10時から開くのですが、美術館の建物自体は9時から開いています。

最後に。もし、残念ながらプール地下部に入れない場合でも、企画展のチケットがあればプールの地上部には入れますので、雰囲気だけは感じていただくことができます。

どうぞ参考にしてください。

以前より少ないものの平日でも列ができます

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