ひがし茶屋街へのアクセス#5
21美とひがし茶屋街の位置関係
距離=約1.7km/徒歩時間=20分強
バス乗車時間=約6分
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バスでの行き方
金沢21世紀美術館からひがし茶屋街へバスで行かれる方は、21美前にある「広坂・21世紀美術館」というバス停の4番のりばから『城下まち金沢周遊バス』を利用してください。バスは15分間隔で出ています。降りるバス停は「橋場町(はしばちょう)」です。
余談ですが、金沢のバスは始発から遠ざかっていくにつれて遅れがちになります。乗車する左回りルートですと、21美~橋場町は周回ルートの後半部分にあたりますので、時刻表よりも遅れて到着する確率が高いと推測できます。
このことから「次のバスまで10分以上もあるから、美術館を一回りしてこよう」と思ってバス停から離れると、遅れて到着したバスを逃すこともありますので、時刻表は参考程度にとどめておく方がいいでしょう。
バスのご利用について
乗車:金沢周遊バス・左回りルート
区間:広坂・21世紀美術館~橋場町
時間:約6分
運賃:210円
広坂・21世紀美術館(4番のりば)
経由バス停
兼六園下・金沢城
橋場町(金城楼向い)
バスを降りて進行方向に行き、橋場交差点を過ぎると浅野川大橋に出ます。橋の袂を左手に入ると主計町茶屋街です。ひがし茶屋街へは、浅野川大橋を渡ったあたりから人の流れができていますので迷うことはないと思います。
ご案内
ひがし茶屋街-きもの姿が華になる和風のショッピング通り
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徒歩での行き方
①百間堀~百万石通りルート
ひがし茶屋街
ひがし茶屋街へは金沢21世紀美術館(通称:21美)からも歩いて行くことができます。とはいえ “ご近所” へ行くような感じで歩くよりは少し離れていて、距離にして約1.7km、20分少々の所要時間です。
ちょっと遠いなと思われるかもしれませんが、途中までは兼六園と金沢城公園を見ながら歩いて行きますので、それほど「疲れた~」という感覚にはならないかと思います。
21美からは、加賀百万石の城下町・金沢の象徴とも言える景観からスタートします。兼六園方向の本多通り沿いから21美を出て広坂交差点を直進すると、前方に金沢城の城壁が見えます。ここから兼六園下交差点までお堀通り(百間堀)を歩きます。
緑のオアシスを独り占め
お堀通りは藩政期の金沢城のお堀を埋め立てて造られた周回道路で、木々の緑と城壁のコントラストが美しい景観を演出しています。中でも百間堀(ひゃっけんぼり)は最高のお散歩コースです。
右手に兼六園、左手に金沢城公園の桜並木が続き、城壁の上には真っ白な土塀と石川門が見えます。前方には兼六園と金沢城公園を結ぶ石川橋が架かり、橋に近づいていくと兼六園下交差点が見えてきます。
百間堀は金沢の中でも絶好のお散歩コースのひとつなのですが、観光ルートのエアポケットに入っていることから、ほとんど人通りがありません。晴れた日には最高のお散歩コースを独り占めする感覚で歩いてください。
百間堀を抜けると緩やかな下り
百間堀は兼六園下交差点で百万石通りと合流します。兼六園下からひがし茶屋街に近い橋場交差点までは百万石通りを歩きます。
まず、金沢地方裁判所の前を進み、行き交う車に合わせるように道なりで右に曲がり、さらに左に曲がると、あとは橋場交差点まで直線道路が続きます。浅野川大橋まで緩やかな下り坂ですので軽快に歩けるのではないでしょうか。
金沢の老舗にお立ち寄り
この直線道路には金沢の老舗がいくつも見られます。進行方向の左手には日本三名菓のひとつ『長生殿』で知られる森八本店があります。カフェが併設されていますので、ちょっと休憩されるのもお奨めです。
森八本店の向かい側にあるのが茶道の器で有名な大樋焼の窯元と大樋美術館です。そして、大樋美術館の先には金沢でも有数の老舗料亭・金城楼があります。
浅野川大橋の手前に主計町
橋場交差点のT字路を直進すると浅野川大橋で、浅野川大橋の袂には主計町茶屋街が佇んでいます。
そして、浅野川大橋を渡って2つ目の信号を右手に入ると東山木町通りで、その路地の突き当たりがひがし茶屋街です。浅野川大橋からは、ひがし茶屋街まで人の流れができていますので迷うことはないでしょう。
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白鳥路~風情のある裏通り~橋場交差点
②白鳥路~裏通りルート
ひがし茶屋街
百間堀(お堀通り)は兼六園下交差点の手前で白鳥路(はくちょうろ)へと入ります。少しだけ遠回りになりますが、白鳥路経由でひがし茶屋街へと向かわれるのもお奨めです。
白鳥路は金沢城の4つのお堀のひとつであった白鳥堀を埋め立てて造られた道です。歩行者専用の遊歩道ですのでゆっくりと散策することができます。この遊歩道のセールスポイントは屋外展示されている彫刻で、金沢の三文豪の像も見られます。
裏通りは着物がお似合い
白鳥路を抜けて右手に下って行くと百万石通りに出ます。ただ、私がご案内するとしたら百万石通りの1本手前の路地に入ります。「おおてまち」と書かれたブルーの看板の建物の路地を入ると風情を感じる閑静な住宅街が続きます。
このあたりは金沢市大手町という住所で、藩政期には多くの加賀藩士が暮らしていました。
外国人観光客の来館者が増えている寺島蔵人邸はお薦めのスポットです。裏通りを抜けると右手が橋場交差点です。白鳥路ルートは百万石通りを行くよりも5分ほど遠回りになります。
Guide
寺島蔵人邸では抹茶を味わいながら庭園鑑賞
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21美からひがし茶屋街へ
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