にし茶屋街から近江町市場への行き方

にし茶屋街~近江町市場
近江町市場への行き方#7
距離=約1.9km/徒歩時間=約25分
室生犀星ゆかりの犀川から繁華街・片町へ
にし茶屋街から近江町市場へは金沢のメインストリートを歩きます。
まず、にし茶屋街を出て西インター大通りの坂道を上り、最初の信号の野町広小路交差点から犀川大橋に向かって左手に下ります。
曲がり角はこの1つだけで、あとは近江町市場まで一本道です。



にし茶屋街と金沢の中心部との境界を流れるのが室生犀星ゆかりの犀川です。
犀川大橋の手前の路地を左に入ると、室生犀星が幼少期を過ごした雨宝院があり、敷地の前には犀星の「性に眼覚める頃」の文学碑が設置されています。

犀川大橋を渡ると片町(かたまち)の大通りに入ります。金沢で一番の百貨店である大和が香林坊に移転するまでは、片町は金沢の人たちにとって憧れの繁華街でした。
昼間の表通りは最盛期の頃の賑わいはなくなりましたが、歓楽街としての片町は健在で、現在も北陸地方で随一のネオン街です。また、裏通りにはミシュランの星を獲得した料理店が9店舗も集まっています。

スクランブル交差点を過ぎてやや左に曲がったところが、片町の中で最も華やかなポイントの「片町きらら」です。
片町きららは、かつての大和本店の跡地に2015年に開業したショッピングビルで、H&MとLoFtが入っていることもあって若い人たちが大勢詰めかけています。
このあたりまで来ると前方に香林坊(こうりんぼう)の街並みが見えてきます。

お立ち寄りスポット#1
片町-裏通りは金沢で一番のグルメタウン
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旧くて新しい街・金沢の中心は香林坊
片町のアーケードが終わるとT字路の香林坊交差点に出ます。交差点にはあっと驚くような個性的なデザインのオブジェや、香林坊地蔵尊などの歴史を感じるモニュメントが置かれています。
旧さと新しさが散りばめられたT字路を、新旧が融合しているとみるか、混在しているとみるかは微妙なところですが、とにかくここが金沢の中心です。
この交差点の左手にはファッションビルの東急スクエアがあり、右手に香林坊大和があります。そして、その先にも海外の有名ブランドの路面店が見られます。

お立ち寄りスポット#2
香林坊-百貨店やブランド店が並ぶ上品な街
東京や大阪といった大都会から見ると比べ物にならないくらい小規模ですが、人口46万人の地方都市にしては有名ブランドの出店が多いようで、仕事や観光で訪れる方の中には「金沢って意外と都会ですね」と言ってくれる人がいます。
余談ですが、にし茶屋街から近江町市場へ向かう際には、通りの左側を歩く方が香林坊交差点を早く抜けることができます。
と言うのは、T字路を横断する歩行者用の信号がなかなか青にならないからです。

香林坊交差点を過ぎると近江町市場へ一直線
香林坊交差点からは百万石通りに入ります。百万石通りは金沢の主要な観光名所を一回りしている通りで、中でも香林坊交差点と近江町市場のある武蔵交差点を結ぶ道は、金沢で一番の幹線道路です。
繁華街の香林坊を過ぎるとビジネス街の南町に入ります。
前方には近江町市場の向かい側にある「ANAホリディ・イン金沢スカイ」の白いビルが見えますので、残りの距離を推測しながら歩かれるのもいいでしょう。
南町のオフィスビルの間には尾山神社があります。ここは初代藩主・前田利家と妻のおまつの方を祀った神社で、斬新なデザインの神門が国の重要文化財に指定されています。

お立ち寄りスポット#3
尾山神社-個性的な神門は明治期からの風景

通りの景観がビジネス街の街並みから少しずつ繁華街の街並みへと変わって行き、右手に小さくカーブしたところが近江町市場の「エムザ口」です。
にし茶屋街から近江町市場までは約1.9kmの距離です。信号待ちの時間を考慮すると30分少々の所要時間といったところでしょうか。
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バス移動では広小路から金沢駅行きに
にし茶屋街から近江町市場へバスをご利用の方は、野町広小路交差点を右手(徒歩の場合とは反対方向)に入ります。交差点から80mほどのところにある「広小路」というバス停の2番のりばから乗車してください。
バスの行き先は「金沢駅」行きで、降りるバス停は「武蔵ヶ辻・近江町市場」です。
お昼の12時台だけはバスの本数が少ないのですが、それ以外の時間帯では1時間に10本程度の本数がありますので、それほど待つこともなく乗車できます。
なお、忍者寺から近江町市場へ行かれる方も同じバス停を利用してください。

Omicho Market
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