近江町市場からひがし茶屋街への行き方【バス&徒歩】画像付き

ひがし茶屋街へのアクセス#2

近江町市場とひがし茶屋街の位置関係

距離=約1.0km/徒歩時間=約12~13分
バス乗車時間=約4分

金沢の主要な観光名所は1日で回れます



バスでの行き方

近江町市場からひがし茶屋街へバスで行かれる方は、「武蔵ヶ辻・近江町市場」から乗車して「橋場町(はしばちょう)」で降りてください。

武蔵ヶ辻・近江町市場には6つの乗り場がありますが、橋場町方面の乗り場は、市姫神社口の向かい側にある3番のりばです。バスの本数はそれほど多くなく、多い時間帯で10分に1本、少ない時間帯で20分に1本くらいです。

このことから、次のバスまで10分近く待ち時間がある場合は歩いた方が早いと思います。

バスのご利用について

乗車:路線バス ※行き先不問
区間:武蔵ヶ辻・近江町市場~橋場町
時間:約4分
運賃:210円


  • 武蔵ヶ辻・近江町市場(3番のりば)

    経由バス停

    尾張町


  • 橋場町(金城楼前 or 主計町・ひがし茶屋街)



金城楼前


主計町・ひがし茶屋街

橋場町に到着する降り場は「主計町・ひがし茶屋街」「金城楼前」のいずれかです。主計町・ひがし茶屋街に到着する場合は、そのまま浅野川大橋を渡ってください。ひがし茶屋街は浅野川大橋を渡って2つ目の信号を右手です。

実際には、橋場町では大多数のバスが金城楼前に停車します。金城楼前で降りる場合は、バスを降りた後に進行方向とは逆の方向に戻ってください。橋場交差点を過ぎると浅野川大橋が見えてきます。

金沢旅行での観光ガイドを承ります



徒歩での行き方

①百万石通りルート

次に徒歩での行き方をご案内します。近江町市場からひがし茶屋街へは約1kmの距離で、歩いて10分少々で到着します。

百万石通りを武蔵交差点から橋場交差点まで一直線に歩き、橋場交差点を左に曲がって浅野川大橋を渡ると右手がひがし茶屋街です。浅野川大橋までは曲がり角がひとつだけです。

近江町市場からは「市姫神社口」がひがし茶屋街に最も近いゲートです。市姫神社口の前を走る百万石通りを右手に行ってください。

市姫神社口を出て右手です

旧い建物が残る尾張町

武蔵交差点~橋場交差点の間にある尾張町は伝統的建造物が点在するエリアです。尾張町は前田利家の生まれ故郷の尾張(現在の愛知県)から移住してきた商人が居を構えた町で、藩政期には金沢の中心として発展しました。

百万石通りの中ほどにある町民文化館
百万石通り(尾張町大通り)

Guide
尾張町-近江町市場と茶屋街を結ぶ商いの街

町民文化館を過ぎるあたりから、前方に橋場交差点が見えてきます。泉鏡花記念館に立ち寄られる方は、交差点の手前にある金沢蓄音器館柳宗理記念デザイン研究所の間の路地を入ってください。

泉鏡花記念館へは金沢蓄音器館脇の路地から

浅野川大橋が見えてくれば大丈夫

突き当りのT字路が橋場交差点です。ひがし茶屋街へは交差点を左に曲がります。左手に行くと浅野川大橋があり、橋を渡って右手がひがし茶屋街です。浅野川大橋からは、ひがし茶屋街まで人の流れができていますので迷うことはないでしょう。

橋場交差点を左手に入ります
浅野川大橋。ここまで来ればもう大丈夫です
浅野川大橋から2つ目の信号を右手に

金沢旅行での観光ガイドを承ります

こちらは金沢観光サイトです
トップページの観光メニューもどうぞ



新町・鏡花通りも風情のある通りです

②新町・鏡花通りルート

お散歩がお好きな方には、裏通りから、ひがし茶屋街へと入っていくのもお奨めです。

百万石通り(尾張町大通り)から1本左に入り、百万石通りと並行して走っている通りが新町・鏡花通りです。通りのネーミングからも分かるとおり、この路地は泉鏡花の生家跡へと通じる道です。

ひがし茶屋街の散策の前に、泉鏡花記念館に立ち寄って幻想とロマンの世界に浸るのもいいでしょう。記念館を過ぎると下り坂となりT字路に突き当たります。T字路を左手に行くと浅野川大橋です。

また、この通りには地元の人たちに親しまれてきた茶葉、佃煮、金箔工芸などの老舗のお店が点在しています。

泉鏡花が育った新町・鏡花通り

Guide
新町・鏡花通りは主計町茶屋街の裏手の小路

主計町からひがし茶屋街へ

私が、近江町市場からひがし茶屋街へご案内する際は、主計町茶屋街に立ち寄ってからひがし茶屋街へ向かいます。

新町・鏡花通りの泉鏡花記念館の手前に久保市乙剣宮という神社があり、境内を通り抜けると石段坂に出ます。この坂道は “暗がり坂” と名付けられている石段坂で、茶屋建築の建物に囲まれた風情のある景色へと通じています。

暗がり坂を下ったところが主計町茶屋街です。右手に版画家の故クリフトン・カーフ氏の専用ギャラリーがあり、左手の主計町事務所の前には “暗がり坂” の石碑と、“照葉さくら” と名付けられた1本の桜の木がそびえています。

この場所は、きもの姿の女性を被写体とするシチュエーションでは最高の撮影スポットです。

暗がり坂を下ると主計町茶屋街です
暗がり坂は着物女性の撮影にぴったり

Guide
暗がり坂は主計町から泉鏡花記念館への石段

裏手の路地から浅野川沿いの表通りに出て、茶屋建築の建物が立ち並ぶ街並みを眺めながら、浅野川大橋に向かってゆっくりと歩を進めるのも風情があります。

主計町茶屋街を抜けると浅野川大橋です

近江町市場からひがし茶屋街へ

金沢の地図が表示されない時は「リロード↺」

移動中のお立ち寄りスポット
尾張町 | 金沢文芸館 | 金沢蓄音器館 | 泉鏡花記念館 | 主計町茶屋街

ひがし茶屋街の関連ページ

ひがし茶屋街への行き方

ひがし茶屋街の見どころ


ひがし茶屋街の周辺スポット

ひがし茶屋街から他の観光名所へ

主要な観光名所は8つ+金沢駅

金沢旅行の予備知識 #10
褒め言葉のつもりの「小京都」。実は禁句です

金沢旅行での観光ガイドを承ります

こちらは金沢観光サイトです
トップページの観光メニューもどうぞ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

金沢観光ガイド 南 武志

観光客の方が「ひがし茶屋街」の最寄りのバス停に並ばれているのを見て、兼六園も近江町市場も歩いて10分なのに…と思ったことが、このサイトをはじめたキッカケでした。 金沢の街は歩いて回れます。自分だけの観光プランで城下町・金沢を満喫してください。

2016年8月28日